木撥

木製の撥、木撥も落札しました。
写真で見ていると木目の感じからツゲ撥のように見えて、
新品ということでしたが、競争相手もなく、
あっけなく安い値段で落札できました。
もし、本当にツゲなら1/3~1/4に近い値段ですし
樫撥だったとしても半値です。

自分の使う重い方の撥と同じ目方です。
本当は130gくらいの撥が扱いやすいのですが、
家の料理用秤で量ると
軽い20匁撥は120g、重い25匁撥は140gちょいあります。
軽い撥を重くすることは出来ませんが、
重い撥がすり減ったり削ったりして軽くすることは出来ますからね。
それに重い撥で練習しておけば、筋トレにもなるし。

ということで、無事商品が到着しました。
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私の持っている同じ重さの木撥と一緒に。
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指あとがある方が私の撥なんですが、
ね、似てるでしょ?木目の感じとか・・・
でも、実物はなんか感じが違うんですよ。
私のは目が詰まっている感じというか、
きめが細かいというか、表面が滑らかと言うか。
新しい方は乾燥しているというか、きめが粗い感じです。
でも、樫撥は木目の感じが違うし、
ブランドは、私のと同じだし・・・・何なんでしょう。
違う木?長く放置されていて、乾燥しちゃった?

試しに弾いてみましたが、なんかキリキリ言うんですよ。
特に傷があるわけでもない。
多分表面が粗いので糸が引っかかるんでしょう。
糸がキリキリ言う時は髪の油をつけると良い、
と先生が言われたことを思い出します。
ちょっと昔のお母さんがお裁縫の途中で
針を髪にこすりつけて滑りをよくしているのを思い出します。
今の人知らないでしょ?絹って針や糸がきしむんですよ。
滑らないというか、通らないというか。

この木撥、ちょっと表面を磨くというか、固めるというか、
固いものでこすってみようかしら。

ところで、以前は木撥がすぐキリキリ言って
見ると傷が付いていることがよくありました。
そのたびに、ごく細かいサンドペーパー(金属磨き用)で
磨いていたのですが、
撥皮が破れた際、三味線屋さんに行くと、
撥を見せるというので見せると、
これは弾き方が悪い。撥を当てる角度が悪い
とお説教され、腕の位置をなおされました。

以後、キリキリ言うことが無くなって、
しかも、撥先の減り方の角度が直角になりました。
前回の夏の発表会の時
象牙の撥で練習するとすぐ糸が切れたのですが、
今回は糸の痛み方が少ないのです。
糸に対して斜めに撥が当たっていたのが
直角に当たるようになったということでしょうか。

さすが三味線屋さん、撥皮の破れ方で
私の腕の位置が悪く、撥の当たり方が悪いことを見抜くとは!

今回、ヤフオクで色々見ていると
象牙の撥先がアップで写った写真では、
ほとんどの撥がちゃんと直角にすり減っています。
似たようなすり減りかたができるようになって、
ちょっと嬉しいかも♪~
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by yamamotoyk | 2009-01-23 19:05 | 三味線 | Comments(2)
Commented by bananamama at 2009-01-24 17:19 x
撥が色々な色・素材があるのだな~
と近くでみるとよく分かりました。
そういう素材だったんですね~
お道具ひとつも奥が深いのですね~
今度は、音の違いも楽しみたいです★
Commented by yamamotoyk at 2009-01-25 23:12
はい、bananamamaさん、ありがとうございます。
なかなかデジカメの写真では素材感まで出せません。
人間の目って凄いなぁと今さらのように思います。
まだまだ素人の私には
わからないことだらけですが、
好奇心で色々試してみると
なるほど違うものだということが
少しずつわかってきて面白いです。
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