藤田 嗣治の展覧会を見に松坂屋美術館へ行きました。
この特徴的な絵を描く画家は昔から気になっていましたが 好きかと問われれば、微妙・・・・好きかも・・・・ でも、ちょっと不気味で、ワンパターンかも、 というのが実際の感想でした。 今回の展示でも あの口をとんがらせた女の子達は健在でしたが もはやそれはほんの一部でしかなく、 乳白色の肌美人ですら、ほんの一部でしかなく、 全体を支配するのは迫力、宗教、そして立体作品。 藤田氏が絵だけではなく実に色々なものを自分の手で作っている。 ミシンで布を縫っている写真まである。 彼の作った陶器もある。 ドールハウスのような家の、そして教会の模型もある。 これを知った私にはちょっとした感動でした。 さて、藤田氏の絵は乳白色の肌と言われる白い肌色が特徴的 と言われるのですが、 私はそれを際だたせる陰が気になって仕方ありません。 間近まで寄れる絶好の機会です。 眼鏡を外して極至近距離からじっと見つめてきました。 でも、どうやってその陰が描かれているのかわかりませんでした。 そしてあの細い細い輪郭線もじっと見て 何のためらいもなく一発で描かれている素描画の線も見て・・・・ (当然でしょうけど・・・) ついでに言えば再現された藤田氏のアトリエにあった 面相筆(Wikiによればさらにその中に針を忍ばせてあったらしい) 細筆を何本も横一列に束ねた筆、(髪はこれで描いたのかな?) 興味を引く対象が次から次にあって、実に面白い。 テレビで藤田氏の教会建立の番組も見た後だったので 大変興味深い展覧会でした。 できれば売店がもう少し充実していれば・・・・
by yamamotoyk
| 2009-08-22 22:45
| 外出
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Comments(6)
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かづら
at 2009-08-23 01:29
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私も、非常に気になっております展覧会です。
混み具合は、いかがでしたか?
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bananamama
at 2009-08-23 17:41
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行くつもりです♪
単独の会って見るの初めてかな~楽しみです♪ 帰り、松●大丸さんに寄ってみます。 この前、おじさんが、「バーゲン価格から 更に、300円マケてあげる」 と言ってくれたけどスルーしちゃったので・・・
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yamamotoyk at 2009-08-23 20:31
はい、かづらさん、ありがとうございます。
会期後半、土曜日の午後、 ほどよい混み具合でした。 これ以上混むとうるさいし、少なくても寂しい。 8月という時期がちょっと微妙なのでしょうか。 (皆さんお盆や夏休みで忙しい?) 是非、時間を取って行ってきてください。
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yamamotoyk at 2009-08-23 20:33
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かづら
at 2009-08-24 23:58
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ありがとうございます!
学校が始まったら、行ってみようと思います~
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yamamotoyk at 2009-08-25 10:16
はい、かづらさん、ありがとうございます。
ひょっとすると学校が終わるのを待っている方が 他にもいらっしゃるのかも。 でも、大丈夫、行く価値はあると思います。 へ~、フジタって、こんな芸術家だったんだ、って 彼の人生が見える展覧会でした。
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