長唄@名古屋能楽堂

全国青少年長唄まつりというご大層な会を見てきました。
全国といっても名古屋と東京だけかも・・・という気はしますが。
ところが今日は色々忙しく、能楽堂に着いたのは
あらら、2時半過ぎ。
11時からはじまっていたので、
かんじんの若者の演奏は終わっていて、
聞けたのは最後のインタビューだけ。

さて、名古屋にある津賀田中学には
日本唯一、邦楽の部活動があります。
生徒だけで唄、三味線、お囃子すべてやっているのです。
ですから、今回も大人数の舞台。
能楽堂の四角い舞台をどう使うのかと思えば
斜めですよ!
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残念ながら津賀田中学の写真ではありませんが
ひな壇が斜めになっているのはおわかりでしょう。

さて、聞けた曲はこの模範演奏だけ。
この場面は三味線も下に置かれ、
鼓だけが奏でられているように見えますね。
実は唄と鼓の演奏なのです。

ちょうど今お稽古している娘七種(むすめななくさ)。
途中に三味線と唄が交互に入る“鼓唄”
という部分があるのですが
お囃子がある時には三味線ではなく鼓の伴奏で唄う
と書いてありますが・・・・
これで初めて実際の様子を聞くことができました。
なるほど、鼓の音を三味線で表現したのが
譜本になっているわけですね。
でも、三味線は比較的均等なリズムになっていますが
鼓はこの間合いが実に微妙・・・・リズム崩れている?

いつ聞いても、お囃子というのは篠笛も含め
実にリズムが難しい。否、リズムとも言えない気がします。
自然の音。
谷を吹き渡る風のような木がざわめくような、
物がカラカラと風に吹かれて転がっていくような。

西洋音楽は馬などの動物が歩いたり駈けたり、
あるいは心臓の鼓動のような
規則正しいリズムが刻まれ、
速く、あるいは遅くなっても
リズム全体の速度が変わるだけですが
お囃子はそもそも根本的にリズム感が違うようです。
日本人には四つ足動物よりは
虫や魚や雨風に吹かれる草木の方が身近だから?
いえいえ、まだまだわからないことが多々ありますね。
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by yamamotoyk | 2009-12-20 23:32 | 三味線 | Comments(2)
Commented by トビウオ at 2009-12-20 23:55 x
能楽堂に行かれたのですね!

規則正しい音でなくてよいし、色々な音があってよいと
長唄体験でお話をしてくださいました。

日本人がしっくりくるリズム、体の動きがあるのでしょうね。

ある方が、篠笛を吹いているときは、正座でも痺れないが、
長唄になると痺れるわ~と、興味深いことを言われました。
椅子の生活に慣れて、どっかり座るくせがついてしまったのでしょうか?
うまこさんは、正座して足が痺れますか?
Commented by yamamotoyk at 2009-12-21 20:55
はい、トビウオさんありがとうございます。
トビウオさんもいらっしゃるかな?と思いましたが、
お会いできませんでしたね。

正座は色々練習しましたが
三味線の重さも加わるので、
どうやっても足が痺れて
お稽古どころではなくなるので
結局、諦めました(^_^;)
正座椅子を使っています。
舞台用には赤いものを準備しています。
(緋毛氈のカモフラージュです)
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