さて、仕事の合間を縫って行ったので
いつ行ったんだったか忘れてしまいましたが アップする時間が無くて今頃になってしまいましたm(_ _)m 色がないなぁ・・・・と興味が湧かなかったのですが 何かの宣伝(テレビ?)で、きれいな美人画も見えたので・・・ さて、美術展はいくつかの種類に分かれます。 作家別や時代別、これは描く人を分類する物です。 テーマ別、これは見る人または見方で分類する方式です。 そして、今まであまり気づかなかったのが 集めた人別、これはコレクションをする人がわかる分類とも言えます。 もちろん集めた人別は作家別になる場合が多く 今回も江戸時代の絵画、 という描いた人別のコレクションにもなっています。 美術館も大きくなると 学問的な興味で、集まられるようにもなります。 しかし、個人が集めた比較的小規模なコレクションは 集めた人の趣味によってずいぶん趣の異なる物になります。 同じ江戸時代物でも 愛知県美術館に所蔵される木村定三コレクションは なかなか癖のあるコレクションだったし、 白州正子のコレクションもやはりかなり癖があると思います。 今回のギッターさんの癖はどうでしょう? アメリカ南部ニューオーリンズの眼医者さん。 1960年代に来日した際、買い集めた江戸絵画。 なかなか上品で正当派。良い趣味ですね。 これは当然でしょうね。 日本人ではなく、自分は芸術家ではないのですから。 なかなか大作かつ人間味のある絵がお好みのようですね。 この人はこの絵のどこが気に入ったのかなぁ~ などと見て歩くのが楽しかったです。 深山幽谷の中にもちゃんと人間がいるのがいいのかなぁ~ おじいさんの表情が実に豊かなのが良いのかなぁ~ 伊藤若冲も精密に描いた物ではなく デフォルメした物ばかりだったので、それが面白いのかな~ とかね。 と言うわけで初心者向けのわかりやすいコレクション。 終わりの方には彩色の美人画、風俗画もあって “何でも鑑定団”でおなじみの有名作家がぞろぞろ。 墨絵、山水画が多かったのですが、 ほっとできる展覧会でした。 ギッターさんって愉快で人間大好きな方かも・・・・
by yamamotoyk
| 2010-09-28 18:37
| 外出
|
Comments(2)
|
最新のコメント
カテゴリ
訪問先
お気に入りブログ
検索
タグ
歳時記
お稽古
ランチ
ウール着物
貼り付け帯
麻着物
NPO長唄講習会
作業
お出かけ
自作帯
保存食
ファブリック帯
マゴ
買い物
夏帯
名古屋帯
大ばあちゃん
テイクアウト
バティック帯
木綿着物
以前の記事
記事ランキング
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||