着物を着始めの頃、(もう15年ほど前?)
やや格の高げな名古屋帯が欲しくて どこかの展示会場で買ったことがあります。 しかし、仕立て上がってきた帯は長くて 二重太鼓にはやや短く、一重太鼓には長くて結びづらい という、中途半端な物。 どうにも面倒でその後、 二つに切って付け帯にしてありました。 しかし、いつの頃からかそのような帯も引き抜きで結ぶようになり 更に言えば、未仕立て袋帯(芯無し)の お太鼓部分を二つに折って名古屋帯化(クリック)することを思いつき、 それ以降、付け帯の出番が無くなっていました。 しかし、お蔵入りばかりではモッタイナイので 引き抜き帯化することに決定。 引き抜き帯はタレに裏が出るので まず、帯のタレ部分を解き裏と表を少しずらすことにしました。 上はお太鼓部分の縫い目が解いてあります。 ほんの少し裏と表がずれていて中が見えています。 表が15cmほど裏に来るように折り直して、縫い合わせました。 反対側で余った裏地は表に折り返して、縫い合わせました。 その後で胴に巻く部分とお太鼓の上部分を半分に折って つけて縫い合わせました。 表地が裏に回った分、お太鼓の部分が短くなって 結局帯全体の長さの長すぎる分は胴に巻く方に行ったのかな? 明日はまだこれを締める予定はありませんが、 試しに締めてみますか?
by yamamotoyk
| 2010-10-26 19:12
| 和装製作
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Comments(2)
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満月
at 2010-11-07 23:04
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私は最近、うまこさんのところで知った引き抜きの締め方、特に角出しにはまり、夏の間はずっとそればかり締めていました。
楽でいいですよね! お蔭で、着物を着るのにかかる時間が30分かからないときもあります。 もっと引き抜きの結び方が一般的になって、みんなこれで締めればいいのに、と思います。
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yamamotoyk at 2010-11-08 17:57
はい、満月さんありがとうございます。
本当に引き抜きは締めるのも着ているのも楽でいいですよね。 角出しは背中が涼しいので夏にはぴったりですね。 あと問題は帯を選ぶことですが、 自分で作るか、改造できればそれもクリアーです。 是非是非、引き抜きを広めて 皆さんが着物が簡単で楽チンに楽しめるように お願いいたします。m(_ _)m
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