えいこさんに茗荷を渡した後、迷っていた川合玉堂に行ってきました。
川合玉堂って、愛知県の人だったんですね。葉栗郡と言えば、木曽川のほとり。 鵜飼いの絵が何枚もあってなるほど・・・・ さて、川合玉堂の名前はよく知っていましたが、 どんな絵を描く人とか、いつの時代の人とか、知りませんでした。 明治6年の生まれ、13歳で京都の画家に学び 17歳で円山四条派の画塾に入門。 22歳で東京に出て橋本雅邦の新しい画風に驚き師事。 その後西洋画などに触れ自分で色々悩みつつ、 最終的に人間の営みの感じられる日本の自然の姿を描く、 という境地に達し、大往生。 確かに明治40年頃の墨絵には 遠くから見るとまるでコローのような雰囲気が感じられるのですが 近寄るとこってりした油絵とは大違いのささっと描かれた墨絵だったりして、 いや~いいです!大好きかも★ 円熟、完成期と解説された昭和10年代は 細かく描かれた大きな風景画ですが 近寄るとクリアーな筆使いで、 明治の頃の油絵のような雰囲気の墨絵とは違う感じ。 う~ん、あんまり好きでないかも・・・・と思ったのですが、 離れてみれば、やはり懐かし~い風景が軽快に、かつ壮大に描かれて、 あぁ、古き良き時代の画家・・・・・ 大作ばかり70余点、見応えのある展覧会。しかもかなり好みの絵。 やはり来てよかったです。
by yamamotoyk
| 2011-09-30 18:00
| 外出
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