この何年か、お節料理に挑戦しています。
今までは、実家にお年始に行くとおせちが出てきたので 自分では作る必要がなかったのですが、 実家の母も姑も “お節料理は止めた” 宣言をしたので、 私が作って、つぎの世代に食べさせる番になったわけです。 さて、私はあまり和食が得意でないので、 これは練習に良い機会です。 それに嫁入り道具として持ってきたお重がやっと役に立つわけです。 この数年、黒豆に挑戦して一応美味しくできるようになったものの、 いつも何度か噴きこぼして怒られていました(^^)ゞ 今年は強力な助っ人登場。引き出物でゲットした圧力鍋☆ 圧力釜で黒豆に挑戦!よくわからん画像でスンマセン(^^)ゞ 土井勝方式で挑戦です。 分量の砂糖、醤油、水を煮立て、火を止めて洗った黒豆投入。 蓋をして(またはさらにシャトルシェフに入れて)一晩または半日放置。 時間が出来たところで、鍋を火に掛け沸騰したらアクを取る。(あまり出なかった) アクを取ったら圧力鍋で蓋をして火に掛け15分~20分、しゅっしゅっして消す。 冷めるまで放置。また時間が出来たところで蓋を開け、中~弱火で煮詰める。 煮詰まって味見して豆が柔らかくなったら沸騰中に瓶詰めにする。 (もちろん蓋をして逆さに置き、蓋の裏も熱消毒) 昨年の残りの黒豆と今年の新豆を作って 出来た時点では今年のはまあ柔らかく、昨年のはやや固くなったが、 瓶詰めにしたあと数日で蓋を開け食べると どちらもやや堅めのできばえ。重曹を使わないせいか? しかし、圧力釜で重曹は危険だし、このくらいのやや堅めは好みかも。 これで良しとする。 欠点は圧力鍋が小さいので黒豆は150gが限度。 市販の袋は250gが多いので二回に分ける必要あり、やや面倒。 でも一番の良い点は時間短縮はもちろんだけど、噴きこぼれがないこと。 早めの時点で瓶詰めにするのもなかなか便利。 たつくり: 私はたつくりがあまり好きではありませんでした。 あのぐにゅっとした食感。なかなか噛みきれないし・・・・ ところがお嫁に来て姑さんのたつくりを食べてびっくり。 まるでお菓子のようにさくさくぱりぱり。 どうやって作るか聞くと、電子レンジで簡単に作るだけ、 と言われるだけでイマイチわからない。 気がむいたときにさっと作ってしまって教えてもらえない。 電子レンジで試してみたがあっという間に焦げて失敗。 今年、ネットで検索してヒントを発見。 イマイチ良くわからないので、とにかくやってみよう! まず、弱火で根気よくたつくりを炒る。 時々食べてみてぱりぱりになるまでひたすら炒る。 弱火なら洗い物しながらとか他の料理をしながらでも大丈夫。 横でオーブン皿にオーブンペーパーを敷いて準備。 かなりぱりぱりになったら、砂糖、酒、醤油 1:1:1(大さじ)で、 フライパンに入れて煮ると沸騰して泡が出てくる。 フライパンを揺すって加熱を続け泡の様子が変化したら パリパリのたつくりを投入し菜箸ですかさず絡め オーブン皿に広げる。ここでごまや刻みナッツを振るというのもありらしい。 広がったら100℃のオーブンで15分ほど加熱。 なんと!チョーぱりぱりになったのです。 ちょっとなりすぎカモ(^^)ゞまるっきりスナック菓子です。でも美味しい~ 昆布締め: 私は昆布締めが好きです。 だから、鯛の昆布締めをおせち料理のレシピで発見して以来、 私のおせち料理の定番になりました。 今回はヒラメにも挑戦。 結論。 やや塩を振りすぎて塩辛くなった(^^)ゞ しかも食べても鯛とヒラメの区別がつかなかったから、 どちらかでいいということにします。 というわけで、今年のおせちと今後の希望 黒豆:上記 なます:冷蔵庫騒動で時間が無く、らっきょう漬けの素を使用。 数の子:ばあちゃんが買った味付け数の子を流用。 菊花大根:切り方がイマイチ、これもらっきょう漬けの素使用。 かまぼこ:市販品 きんとん:冷蔵庫騒動で冷凍栗を残部解凍。サツマイモと栗が1:1まるでお菓子。 イクラ:この秋作って冷凍してあった。柚子に入れて良い香り。 鮎の甘露煮:市販品、伊達巻き:市販品(来年は挑戦するか?) たつくり:上記 くわい:昨年の美味しくなかったので、今回は無視して自分流の味付け。 たたきゴボウ:酢を入れすぎて酸っぱすぎ。 サトイモと椎茸:今回は自分流。 百合根:甘く煮て飾りにして正解。でもやっぱり買いすぎ。 旨煮:たけのこ、京ニンジン、ゴボウ、こんにゃく、レンコン、ギンナン 切り方も大きいし量も多すぎ(^^)ゞ さて、名古屋のお雑煮はシンプル。 昆布鰹だしの汁は塩と醤油で味付け、 中身はモチ菜(小松菜とほとんど同じ)と焼かない餅のみ。(でも私は焼く) これはご飯と汁と野菜の代わりになるので おせち料理がおかずとすると、実に合理的。 一番最初に昆布と鰹節で大量のダシを取り瓶に保存して、 煮物と3日間(9食分)のお雑煮に使用するとちょうどぴったり。
by yamamotoyk
| 2012-01-03 19:34
| 食べ物
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Comments(4)
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buribushi at 2012-01-03 22:41
がんばっていろいろ作られましたねー、えらい!パチパチ(拍手)
私も作らない宣言したいような気持ちになってきましたけど、ばーちゃんの煮染めが美味しいと言われてまだがんばってます。 煮干しを鍋に敷き、こんにゃく、牛蒡、里芋、人参、と重ねて、砂糖・醤油を入れて出汁を注ぎ、ことこと煮るだけの田舎煮染めです。全体に牛蒡の香りがしみるので、いい牛蒡を選びます。 あんこを煮て漉し、水羊羹もつくりました、これは口取りね。 中・高・大学生の孫たち来たり、あっというまにほとんど平らげて去りました。 今年もどうぞよろしくお願いします。
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yamamotoyk at 2012-01-03 22:56
すばるさんありがとうございます。
煮干しを最初に敷いてゴボウ、サトイモ、ニンジンですか。 是非真根っこさせてください。簡単で美味しいのが一番です。 どんどん食べてくれると本当に嬉しいですね。 あんこはまだまだへたなので、しばらくはきんとんで頑張ります。 ところで冬に水ようかんは福井みたいですね♪~ 毎年色々やれば、きっといつかは段取りも量も巧くなる、 そう信じて、出来る間は頑張ります☆ こちらこそ、よろしくおねがいいたしますm(_ _)m
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bananamama
at 2012-01-04 09:40
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おせち、作りましたというか・・・用意しました。
購入物と手作りのシャッフルです。 田作りはレンジでトライ、たしかにやや焦げたかな? 市販の物より甘くなくさっぱりして◎ 煮物は多めに作り 減っては足しで完食。 なんやかやとすべて完食!気持ちよいですね^^
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yamamotoyk at 2012-01-04 21:52
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