舞台の準備

さて、今日は運よく仕事が入ってきませんでした。
歌舞伎も見に行きたいし、シネマ歌舞伎ってのも今上映されてるし・・・
と邪念が行きかいますが、ここは心静かに準備準備・・・・
とりあえず、三味線です。
新しい上等の糸に取り替えて・・・・
c0021551_18225776.jpg

比較的いい三味線が2丁あります。
いつか、一番いい三味線を持ち出して外の舞台で弾いた時に
あとで破れてしまった!・・・・のがちょっとトラウマになって、
2番手の犬皮のを準備します。
糸を取替え、胴がけも新しいのに付け替えます。
赤いのがそれです。
ついでに一番良い三味線の糸も替えましょう。
胴がけはちょっと古い水色をつけました。

で、弾き比べると・・・・あぁ、なんとしたこと・・・・
かな~り音が違います。
皮のせいか、皮を張った職人さんが違うからなのか、
三味線の材質が良いせいなのか・・・・

やはり一番良いのを持っていこう!
というわけで、また胴がけも換えてきれいな長袋に入れましたよ。
c0021551_1830356.jpg

前回は3つに折りたたんで小さいケースに入れていきましたが
何かと大変だったので、でっかいままショルダーケースにします。
手前の赤いものは正座椅子です。なぜかあいびきと業界用語。
今まで使っていたのがぺたんこになったので、
急遽、以前作った牛乳パックの正座椅子を赤い袋を作って中に入れました。
長唄は赤い毛氈(お雛様みたい)に座って演奏するので
あいびきも赤いもので、ということになっています。

ちょっとヤフオクを覗くと、かなり良い中古の三味線が安く出ています。
しか~し、最初の値段も終わりになってくると、どど~んと値上がり。
あ~あ、だめ。やっぱ良過ぎ。もう少し見栄えのよくないのを狙おう。
それにしても、やはり音が違うことがわかったので、
自分の中の一番良いランクのものが欲しいです。
ヤフオクさまさま。頑張ろう。(さいわい舞台の後になります)

あとは、着物にも(恐る恐る)アイロンをかけ、
帯揚げ、帯締めなど小物もそろえ、
麻の長じゅばんには冬用の半襟もつけて、後でもう一度荷物の点検ですね。

ちょっとあいびきについて調べました。
合曳き、と書くらしいのですが、どうやら元々は相引(あいびき)らしいです。
これはちゃんとした名称で、その実態は
c0021551_1857395.jpg

昔からあるアレ、神社で腰掛けたり、もっと立派だと武将が作戦会議で腰掛けたり。
床几という言葉しか知りませんでしたが、
相引というのは今はもっぱら神具関係の言葉のようですね。
それがいろんな分野で姿かたちを換えていった挙句に
正座椅子も名前拝借しで合曳と書くようです。
相引も合曳きも引っ張って広げる、という雰囲気がありますものね。
さらに、引いたり合わせたりと折りたためるイメージもありますね。
[PR]
by yamamotoyk | 2012-10-05 18:39 | 三味線 | Comments(2)
Commented by 岩橋佑 at 2016-01-14 17:22 x
私、BSJAPANの番組を担当しております、岩橋と申します。
私達の番組内にて歌舞伎ロケを先日おこない只今その編集作業中でございまして、「合引」のお写真を探しております。
もし宜しければ本ブログ内にあります、「合引」のお写真の提ご供をして頂けないでしょうか。

急なお願い誠に恐縮ではありますが、何卒お返事お待ちしております。
Commented by yamamotoyk at 2016-01-14 18:20
岩橋様、大変に申し訳ありませんが、
これは私の撮影した相引の写真ではありません。
ですから、他を当たって頂きたいと思います。
誠に申し訳ありません。
なお、相引で検索されると
色々出てくると思いますのでよろしくお願いいたします。
<< 芸能発表会 早咲き椿 >>