鳩お召しで ”おもだかや~!”

さあ、今日はお稽古が終わってから、御名残御園座公演です。
何着ていこうかな、幕間のお食事は菜飯田楽という話だし・・・
でも、真ん中のいいお席なので、この際華やかなのを・・・・

というわけで、このところ出番の少なかった着物シリーズで、
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多分叔母の物だった縫い取りお召の鳩きもの。
すぐ自分サイズに仕立て直してもらっておきました。

帯は出来上がったばかりの縫い付け帯。(クリック
今日が初お目見え。
以前のグダグダぶりがうそのよう。ピシッとお太鼓も決まりました。
(やや傾いているのはひとえに回し方がマズいだけです。m(__)m)

この前のお雛祭りで、お召とマジョリカお召を重ねて着たと説明すると、
お召って何ですか?と即質問。
縮緬の一種で普通の縮緬よりずっと強く糸を撚って織った布で
比較的カチッとした布、と説明したのですが、
今一度Wikiを見ると、縮緬が経糸は撚りがかかっていないのに
お召は経糸にも強い撚りがかかっていると書いてあります。
ま、おおざっぱな説明としては間違ってはいないと思うので良しとしましょう。

そう説明した割にはこの鳩お召は鳩の模様以外のところは柔らかく、
しかもパッと見お召に見えないので、悩んでいました。
鳩の頭部分を拡大します。
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この布何?縮緬と綸子が一緒になったみたい・・・・
鳩模様のところは漆の糸と銀糸が織り込んであるので固いのはわかるのですが・・・

さらに強拡大です。
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赤い糸が鳩の翼部分で、赤い糸が横糸になります。
(ちょっと傾いていてわかりにくいですが)
こうしてみると、タテ糸もヨコ糸も撚ってあってよろよろしているのがよく見えますね!
やっぱ、お召でいいんだ・・・・
地模様のように見えたのは
その部分だけヨコ糸が密になっていて光っているからだとわかりました。
そこだけ撚りがかかってないように見えますが、どうなってるのでしょうか。
柔らかい理由もいまひとつわかりませんが・・・

この着物で言われたこと。
これって、濃い色で染められるんですよね☆
そう、そういえば、鳩の模様はありますが、
これは漆や銀の染まらない色糸で織り込んであるので
地色は一色なんですよね。
もう少し濃い色にしたいときはその色をかけるだけで、
模様はそのまま。
と言っても、鳩は黄土色、レンガ色、銀、黒、なので
なかなかこのクリーム色以外に合う色は難しいですね。
というわけで、染め替えるつもりは今のところないですが・・・・・
もう少し濃い茶色系の色にしても良いかも・・・・
鳩がそんなに目立たなくてもいいよね。
案外薄手で涼しいので暖かい気候に合う色が良いですね。
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by yamamotoyk | 2013-03-06 22:33 | 着物 | Comments(0)
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