さて、すばるさんに頂いた藍型(えーがた)風舟帯、
(うふふ☆ういろうと取り替えっこしていただいたんでしたね) 色々な着物に合わせやすそうなのですが、 当然現代物のちゃんとした名古屋帯なので、 私流の引き抜きで結ぶと、柄が逆転します。 あまり何の柄かよくわからないのでそれでもかまわないと思うのですが、 それでもやっぱりちょっと寂しい。 前回締めたときは、現代風の結び方にしたのですが (クリック) 思い切って仕立て替えることにしました。 まずは帯の縫い目を一部開いて、中の芯地を固定してある糸をほどき、 芯地を抜いて、裏返しにします。 しかる後に今度は、帯地をチョキチョキほどきに掛かります。 最近ミシン目をほどく方法を自分なりに確立しました。 片面だけ、5~6cm毎くらいに先の細いハサミで縫い目を切り、 ちょっと縫い目を開いておきます。 縫い目を開いておかないと、どこを切ったかわからなくなるので、 切ったときに、ちょっと開くのが一番確実。 そんな風にテキトーな長さ切り終わったら、 裏返して、縫い目の浮いた糸を引きます。 うまくすれば、かなり長い糸が抜けてきます。 長くつながらなくても、とりあえず、引っ張れば、ある程度長い糸が抜けてきます。 根気よく続けると、ほどけます。 この方法の良い点は糸がある程度長くつながって抜けるので 掃除が楽 (^^;) 縫い目を開きながら見える糸をお構いなくちょんちょん切っていくと (例えばリッパー使用など) 短~い糸くずだらけになり、あとで布をきれいにするのが大変なんです。 多少面倒ですが(縫い目が小さくて見えないと特に大変) この方が、結局、速くできるように思います。 さて、そんな具合に夜ぼんやりテレビを見ながら、ほどいたら・・・・ 面白いもの発見。 帯の一巻き目に相当する部分に何か布が付いています・・・・ あら、コレはポケットですね。 着てみたときに気づきませんでした (または忘れていました)。 洗い張りをするつもりなので、コレも丹念にほどきました。 お太鼓の柄を上下逆にするためには・・・・・ この現在、手になっている部分が太鼓に来て・・・ 現在タレとお太鼓裏になっている部分を 同様に新しいお太鼓の裏とタレにするのがいいかな。 そのためには洗い張りをして筋を消すのはもちろん、 今の位置から無地部分を切り離して、 新しいお太鼓部分に縫い付けるのですね。 さあ、この秋雨、台風シーズンが終わったら、洗いましょうか。 あまりのんびりしていると涼しくなって乾きが遅くなるかも・・・・
by yamamotoyk
| 2013-09-03 19:18
| 和装製作
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Comments(2)
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buribushi at 2013-09-03 22:27
ほほう。藍型(えーがた)風、舟の帯、こうして活かしてくださるのですね。
すばるが上げたと書いてくださったけど、ホントはういろうと替えっこして頂いたんですよね。その節はご馳走様でした。 粉を溶いて、蒸して、むかし寄宿舎から買いに行った三角のういろうとほとんど同じのが作れるとわかりました。そのうちアップします。
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yamamotoyk at 2013-09-04 17:41
すばるさん、ありがとうございます。
ステキな藍型風舟帯、気軽に締めたいステキな帯なので、 思い切って仕立て直すことにしました。 ういろうと取り替えっこでしたね☆ 忘れっぽいので始めたブログ、記録が肝心、肝心。 本文もそう書いておきますね♪~ ういろうが美味しくできましたか。よかったですね。 これで、いつも食べたいときに作れますね。
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