結んで作る銀座結び(ポイント柄の帯)

現代物の帯で角出しをしようとするときは、
銀座結びという結び方をします。

銀座結びの場合、お太鼓結びと違うのは、
帯締めを合理的な所に通すので、
着たあとでタレが落ちるという危険が極めて少ないと考えられます。
そのかわり、薄手の名古屋帯で結ぶ場合、手先はただ置いてあるだけなので
なんだかすかすかして落ち着きません。
お太鼓の場合は手先を帯締めで押さえるので手先は安定します。

というわけで、タレも、手先も落ち着く方法を考えましたが、
ちゃんと、そういう結び方の銀座結びも見つけました。
オリジナルの方法がどのようであったかは知りませんけど。

というわけで・・・・前結びでまとめてみました。
硬い帯ではちょっと大変そうなので柔らかめの帯がオススメです。
鏡を見ながら結んでください。

胴に2回まいて手先が上になるように結びます。
手先は長めに取りますが、帯により長さに制限があるので
一度試してみてください。
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手先をタレの上から下に通して、蝶になるように結びます。
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タレの裏表を確認して、きれいに広げます。
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帯揚げを帯山になる柄の良い位置に当てます。
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(帯揚げが左右同じなるように鏡を見て確認してください、
ここではちょっと失敗しています)
帯揚げは、後ろ、帯の上で仮結びしておきます。
回す時に帯の上に乗っていないとうまく回りません。

帯締めを当てます。
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帯と帯締めを一緒に持ち上げ、後ろで仮結びします。
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タレを持ち上げたとき・・・こんな風に
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始めに作った蝶結びの手前に来て安定する位置に決めます。

鏡を見て、お太鼓の形、タレの見え方などを整えます。
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なかの蝶結びの羽の形や位置などもお好みの形に整えます。

帯をしっかり持って右から左にぐいっと回します。
反対に回すと着物の衿が乱れます。
回し終わったら、着物がよれているので整え、
帯の位置も確認しましょう。
仮結びの帯揚げと帯締めをきれいにしっかり結びなおしましょう。
後ろ姿を鏡で見たり、カメラで撮影するとうまく確認できます。
左右の位置を手で確認できるのが本当はイイですね。

蝶結びの位置でお太鼓の形が変化します。
充分長い帯なら蝶結びを下の方に持って行くと
下ぶくれの粋な角出しになります。
今回の帯は前の柄の位置で手先やお太鼓の長さが制限されたので
こぢんまりとした銀座結びになりました。
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by yamamotoyk | 2013-09-18 18:00 | 着物 | Comments(2)
Commented by uzuztama at 2013-09-19 11:46
本当に一気に涼しくなって、単衣の着物でも平気な気候になりましたね。
私も昨日は角出し太鼓を結びました。
こちらのほうは手先にのみ柄がある帯でしたので、左右の角の色が違う角出しになってしまいました。
角出しって気軽なようでいて、希望通りの形に仕上げるには帯を選ぶ結び方ですね。
Commented by yamamotoyk at 2013-09-19 18:50
uzuzさん、ありがとうございます。
uzuzさんのは、おそらく結ばない角出しなので
お太鼓の中が空っぽなので、
もたれるとつぶれる心配があるんですね。
中にしっかりした結び目があるとつぶれようがないし、
その結び目がウエストの凹みに当たると
腰枕になってとても心地よいです。

博多帯をぎゅーっと結ぶのに躊躇無い向きには
ぴったりなんですけど、
シワを付けたくない時には
むしろ分厚いしっかりした帯の方がいいのかも。
その意味でも帯を選びますね。
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