結んで作る銀座結び(通常編)

前回の結ぶ銀座結びは、ポイント柄の名古屋帯で、
ポイント柄がなんとか前に来るように結んだので
長さにかなり無理がありました。

具体的には、手が異様に長くなってしまったのです。
仕方なく、手が上になるように結んで手で羽を作ったので
角出しのお太鼓が小さくなりました。

柄を気にしないときは、手がかなり短くなるように胴にまきます。
胴のポイント柄はたぶん真ん前には来ません(T_T)
今回はタレが上になるように結びます。
こちらの方法が普通だと思います。
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ここで、もう一度結んで蝶を作りますが・・・・ややこしいので、ゆっくり。
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短い手先を今の位置から反対側に倒します。
倒した手先を反対の手に持ち替え
今まで手先を持っていた方の手を倒した手先の上から下に差し込み、(画像)
その手を返して上にあるタレの根元を引き出します。
(ここは何度も練習して身体で覚えましょう)

引き出した部分と短い手先をぎゅ~っと引っ張って結びます。
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蝶の羽を形よく整えます。

あとは、前回と同じです。
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帯山になる位置に帯揚げをあてて、
蝶の上まで持って行って帯揚げを後ろで仮結びします。
回すときのために帯に乗る位置で結んでおきます。

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帯締めをテキトーなところに当てて、帯と一緒に持ち上げます。

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蝶の羽を潰さないように羽の根元辺りで帯締めを固定して
背中で仮結びします。
テキトーと書いたのは、
鏡を見てお太鼓ととタレの長さを調節すればいいからです。

あとは、左腋の辺りで右手で帯の下辺をしっかり持って
ぐいっと左から右へ帯を回します。
左手で着物や、帯板を押さえると回しやすいです。
お太鼓の位置を確かめ、帯締めと帯揚げをきれいに結びます。

完成☆
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by yamamotoyk | 2013-09-20 19:12 | 着物 | Comments(4)
Commented by buribushi at 2013-09-20 20:06
よーし、わたしも挑戦しよう。
本で見たのはやってみる気がしなかったのに、
うまこさんのを見たら真似したくなりました。
Commented by yamamotoyk at 2013-09-20 22:03
すばるさん、ありがとうございます。
引き抜き結びは覚えてしまうと簡単なのに
説明するのが難しくて悩んでいました。
この2回結ぶ銀座結びが原理的に同じだと気づいて、
やっとまとめることができました。

この銀座結びでも、下の角出しでも
是非お試しください。
Commented by uzuz at 2013-09-23 14:49 x
なるほど~、これだとしっかりと大きめの結び目ができますね。
垂のほうで羽の輪を作ると、あとあと皺が・・・とも思いましたが、手を短くしている分ずれているから大丈夫なんですよね。
今度、試してみます。
Commented by yamamotoyk at 2013-09-23 21:24
uzuzさんありがとうございます。
手は極力短く、そうすれば、タレと言うより
通常なら脇の辺りに来る部分で羽ができるはず。
柔らかい帯がいいですね。

ナイショの秘密蝶として
ゴムで手先をくくって蝶にして
ゴムの部分に滑り止めゴムで包んだタオルのような重し
をつけると、ステキな膨らみになるようです。
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