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日本伝統工芸展@三越 名古屋栄店

行ってきました。お稽古の前に。(クリック)
例年と配置が違っていて、ちょっと戸惑い感がありましたか・・・

同級生の木地蒔絵は一段と立派な箱になっていました。
白い木地の木目が面白く、そこに銀色の蒔絵で
貴船菊(シュウメイギクかな?)が風に吹かれた風情。
あぁ、あの菊一輪、帯留めもいいなぁ~などと、
あの箱はゼロがたくさん付いているから、買えないからね・・・・
私にできるささやかな協力は微々たるもの・・・・

次は、染め織り。
あ、刺繍は・・・すごく似てますね、でも違う人・・・残念。
刺繍と縫い箔とありましたが、どう違うのかしら。
もちろん縫い箔は金銀を使ってるからでしょうけれど、
技法的にも違うのかしら・・・
久留米絣が何点もありました。
琉球紅型は2点。四角い雰囲気のと曲線(立涌)のと。
例のあの人は曲線派なんですよね。お茶目な感じが良いですね。
もし一枚手に入れるとしたらどれがイイ?
いつもの楽しみ方ですが・・・
どうも実用的なことばかり考えるので・・・・
平良さんの黒っぽい芭蕉布!(クリック)
黒い絣(藍染め)なので、着ていてもきっと芭蕉布とはわからない。
それでは値打ちがないかもしれませんが、
どんな着心地か知りたいし、落ち着いているので着用範囲が広そう。
って、夢物語☆

しかし気づいたこと。
柄の合っている着物はよく見ると展示用で
もしコレで着物を実際に仕立てたら、柄が合わないよね。
コレは決して着物にはしないのでしょうか?
着物にしたい人がいたら、着物用にもう一点作る?
ま、関係ないから良いケド・・・・

あとは、ざっとほかのものも見て・・・・・本当はもっとゆっくり見たかったのですが、
疲れますからね。陶磁器など、相当な数だし・・・
by yamamotoyk | 2013-10-02 19:08 | 外出 | Comments(10)
Commented by 天鼓 at 2013-10-02 19:29 x
展示用の着物、そのままで仕立てできますよ。
繰り越し分を背に縫い込みますが、身八ツ口より上なら柄が脇で合ってなくても普通ですし。
Commented by yamamotoyk at 2013-10-03 19:44
天鼓さん、ありがとうございます。
おそらく着てしまえば、それで良いのでしょうね。
ただ袖まで一体となった絵のような模様がすばらしく、
これ、繰り越しの分ずれると、
前も後ろも残念なことだろうな、とつい思ってしまった次第です。
前は見えないのですが、おそらく衿にも柄が続いているから、
衿を後ろに持ってくることもできないのだろうと、
そう思ったのです。
Commented at 2013-10-03 22:02 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yamamotoyk at 2013-10-03 22:24
鍵コメさん、ありがとうございます。
本当に多くの方が切磋琢磨されているのですね。
私にはどの方も雲の上のようにスゴイと思います。
どうぞお仕事がんばってください!
Commented by はごろも at 2013-10-04 22:03 x
仕事の前に一時間ほど行ってきました!
染織を重点に。
もずやさんのおかげで、遠かった沖縄のものが、少しだけ近くに感じながら拝見しましたよ。
福眼。心が贅沢になりました。感謝。
Commented at 2013-10-04 23:00 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by yamamotoyk at 2013-10-04 23:08
はごろもさん、ありがとうございます。
歴史的な琉装としての紅型は、あるいは技術としての紅型は
もともと私にとってはそれほど遠い物ではなかったのですが、
現代の着物として一層身近に感じられるようになったのは、
本当にもずやさんのお陰ですね。
おかげで危険がますます増えてしまったケド・・・・
Commented by yamamotoyk at 2013-10-04 23:13
鍵コメさん、ありがとうございます。

私の同級生は他の人がやりたがらなかった技法一本槍で
頑張っています。
私のはこれ!というのが、できるとイイですね。
Commented by まぜごはん at 2013-10-07 12:46 x
そうですね。しっかりと目的を絞って進んでいけたら、と、ほんとに思います。

蛇足ですが、
繰越は2種類の方法があって、絵羽の着物は普通、裁ち繰り越しをします。衿肩明きの位置を肩山から繰り越し分ずらします。浴衣とか絵羽物は前後繰り廻しをしないので。長さ調節の内揚げは取りますが、柄はずれずに仕立て上がります。
お好きな着物があれば、ご一考くださいね!
Commented by yamamotoyk at 2013-10-07 18:56
まぜごはんさん、ありがとうございます。
幸運の女神は前髪しかないと言います。
来たときにすかさずつかまえるのが、コツとか。
ステキな目標が現れるといいですね。

裁ち繰り越し。やはりそういう方法がちゃんとあるんですね。
それでもやはり衿はずれますよね。
もっとも、展示作品はよほど幸運な場所にないと、
前が全然見えなくて、衿の柄がどうなのか、
わからないので、余計な心配なんですけどね。
見えるような展示をして欲しいと思いますね。

え?買ってくれるならそうするって?
今年は、そういう表示がありました。
ご希望があれば、云々って。
買う人がいるんだ・・・と、驚いたのですが、
展覧会を見る楽しさが一層広がりますね☆
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