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開き姉様結び

昨日アップした水曜日の半幅帯結び、
姉様結びの変形ですが、開き姉様結びと命名しました。
でも、どこかで既に名前が付いていれば、そちらに従いましょうか。

まず、胴に二巻きします。
手は短めにして、タレを上から下に結びます。
開き姉様結び_c0021551_18411219.jpg


次は下に来た手(右方)を反対側(左方)に倒し、
自分の手を帯の手先の上から下に出してひねるようにして
上の方にあるタレの根元を掴んで引き出します。
開き姉様結び_c0021551_1845161.jpg

表現がややこしいのですが、要するに
手先ではなくタレの根元を回して結ぶんですね。
(もっとややこしい?)m(_ _)m

とりあえず、蝶々になります。
開き姉様結び_c0021551_18552965.jpg

タレが長く下に伸びているのを、蝶々に2回まわし掛けますね。

一回目。
開き姉様結び_c0021551_18562967.jpg

タレを上から蝶々の手前に差し込みます。
開き姉様結び_c0021551_18575883.jpg


もう一度差し込みます。
開き姉様結び_c0021551_18585342.jpg

タレは見えない方がイイので、2回目はあまり引っ張らないように。
開き姉様結び_c0021551_1901520.jpg

2回まわしたタレを重ねるといわゆる姉様結び。
今回は重ねず、広げます。
帯の長さで蝶の羽やお太鼓の具合が変わるので
本番前に試し結びをしてみてください。
かなり融通の利く結び方ではあります。
このままでは一日過ごすうちに形が崩れるので
開き姉様結び_c0021551_1943394.jpg

帯揚げと、帯締めで固定すると安心です。
開き姉様結び_c0021551_195598.jpg

帯に乗せる位置で仮結びして、後ろに回し、
帯締めと帯揚げをきちんと結んで完成です☆

結び方を反対にすると
つまり、手が上に来るように結んで2回目はタレが上に来るように結んで
タレを下から上に回し掛けると
リボン返し風に上にひらりとタレが被さるのも
また面白いかな、と思います。

長いタレを引き抜いて結ぶのは結構大ごとで大変なので
私は引き抜かず、角出しのように結びます。(クリック)
それで結んだ方が手軽なんですが(結果は全く同じです)
説明が難しいのでわかりやすいように書いてみました。

YouTubeには、タレを引き出してしまわないで
手先と同じくらいまでしか引き出さず、
そこで手と2重になっているタレをもう一度結ぶ方法が出ていました。(クリック)
これは引き抜き結びの方法になります。
その場合、既に一回タレをまわし掛けたことになっているので
もう一回タレを上から差し込むだけで完成ですが、
一回目のタレが硬く締まっているので、タレを一枚緩めると同じ形になります。
どちらが簡単かしらね。
by yamamotoyk | 2013-10-18 19:19 | 着物 | Comments(2)
Commented by buribushi at 2013-10-19 09:55
ふむふむふむ・・・
見ているだけじゃなくて帯をここに持って来て、
手を動かしながらだとよくアタマに入るんでしょうね。
Commented by yamamotoyk at 2013-10-19 23:07
すばるさん、ありがとうございます。
実際やってみるとわかるというのは、ありますね。
最初本で見た角出しを
本を見ないで結べるようになるまで
ずいぶん掛かりました。
身体で覚えるってヤツですね。
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