天蚕糸?

土曜日(七五三)の着物は裄が短かかったので、
短い裄専用の(うそつき)長襦袢を着ました。
肌襦袢も着たので、もう一回くらいは着ようかなと・・・・

と言うわけで、今日は裄の短い着物をあれこれ出してみます。
その中でも出番が少なそうなこの着物を選びましたが、
やはりコレの出番が少ないのには訳があって・・・・
自分の色ではないので合う帯が・・・・見つからない。

というわけで、大仰な織りの帯以外だと・・・コレかな、ということで
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先週と同じ黒の漆糸コート帯。(クリック)
ただし、引き抜き角出しなのでお太鼓に柄が来てません。
羽織を着るから、いいか、って感じ。
・・・だって、お太鼓より角出しの方が手軽に結べるんですもの・・・・
黒地にほとんど見えない紫の柄の羽織で全体をまとめてみました。
(でも、やっぱりこの帯はお太鼓結びが合いますねぇ・・・・)

着物はショッキングピンクにグレーを掛けたような微妙な藤色です。
模様が見えますが、実はコレは(多分)天蚕糸で柄が織り出してあって、
それを染めると天蚕糸のところが染まりが悪く、
白っぽい柄に見えるというもの。
母(または伯母)から来た着物で、この時代(またはもう少し前)には、
ときどき天蚕糸が折り込んで柄の出してあるものがあります。
Wikiによると戦前はかなり生産量が多かったらしいので、恐らくそれなんでしょう。

煉瓦色の帯の柄と、帯の柄と同じ煉瓦色の帯締めが揃って、
紫っぽい着物と帯の煉瓦色の色の不協和音が
黒で緩和されてなんとかまとまりました。

ついでに言えば・・・明日はボジョレーヌーボーの解禁なので・・・
一応 ぶどうの帯留め (^^;)
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苦労してまとめましたが、上品な奥様風♪~と言われてちょっと良い気分だったりして☆
普通の羽織だったので絹スヌードの二枚使いで木枯らしの中を行くのはちょっと寒い?
あぁ、もうマントの季節になっちゃうのかしら。
もう少し羽織を楽しみたいのに・・・・

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by yamamotoyk | 2013-11-20 19:10 | 着物 | Comments(2)
Commented by buribushi at 2013-11-20 21:43
天蚕っていうんですね。染まり方の違いで模様が浮き上がる、ってすてきです。
黒い羽織もしっくりして、奥様らしい組み合わせ、楽しいですね。
Commented by yamamotoyk at 2013-11-21 21:17
すばるさん、ありがとうございます。
この他にも同じように糸の違いで柄を出してある着物があります。
そちらは少しだけなんですが、
今では貴重品らしいですが、
当時はややおしゃれ、程度だったようです。
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