八端の着物

今日から6日まで、タカシマヤで新春呉服バーゲンです。
京都てっさい堂のコレクション「美しき日本の小さな心」も6日までです。

さあ、何を着ていきましょうか。

せっかくなので絹物。
TPOも相手も考えなくてヨシ。
自分の年齢もこの際考えない。(見かけは別ですが)
で、出番の少ない着物を・・・
と言うことで、八反の赤黒太縞の手強い着物を選びました。
帯合わせが大変に難しい着物です。

あれこれ乗せて選んだのが、この組み合わせです。
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アフリカンな(インド製布ですが)帯です。
帯締めも以前から時々登場している一部赤の黒。溶け込む同色です。

ところで、黒い太縞が目立つと思うのですが、
自分では目の前にあるので、目に付くのですが、
後ろ姿は脇に回ってしまうので、それほど気になりませんね。

それにしてもなんでこんな目立つ着物を持っているのかって?
実は、この着物は元旦のお嫁ちゃんの着物と同じ、
呉服屋さんで、あわやゴミ箱行きになるところだったのを
助け出された反物だったのです。
お嫁ちゃんの臙脂色は同じような色のシルクウールがあったので、
仕立てずに置いてあったのですが、
この太縞は早く仕立てないと着る期間が限られると思ったからです。
ま、その通りなんですけどね。

で、実はコレ、八反(八端)なのです。
八反という名前は絽の反物の八反分の重さがあるところから付いたのだそうで、
そんなこと全然知らなかった私は普通に仕立ててもらったのですが、
できあがった着物の重いこと・・・地厚なこと・・・・ちょっとびっくり。
真冬しか着られません、つまり、今ですケド。
胴抜きにしてもらうと良かったかも。

八反は綾織りで、そのためでしょうか、ちょっと玉虫がかった色合いです。
だから着ると平らに置いてある時ほど赤くは見えませんけど・・・・
でも、やっぱり赤いですよね。

ところで八反というのは上等な布団や座布団の布だと思っていたので、
八反の着尺だというので驚きだったんですけどね。
やはり、着物より座布団の方が合っている気がしますね。

ま、というわけで、これにマントを羽織ってベレー帽を被って
タカシマヤに行ってきました。

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by yamamotoyk | 2014-01-04 22:06 | 着物 | Comments(2)
Commented by ながおか at 2014-01-05 12:09 x
今年もお正月から活動的なうまこさん!
本年もどうぞよろしくお願いいたします

八端・・・以前ずずさんが着ていらして、その時に初めて知りました
昨年,座布団カバーを購入するためにサイズのことを調べていて
「八端」に出合いました(笑)
こんなところから一つ知識が増えたかな、と喜んでいますが、
すぐに消えてしまうのも情けないもので(^^ゞ
Commented by yamamotoyk at 2014-01-05 20:38
ながおかさん、こちらこそ、どうぞよろしくお願いいたします。
八端は今や、座布団のサイズだけの言葉になってますものね。
それも消えて、Lサイズだけになりそうですね。
言葉だけ覚えるのは忘れやすいですよね。
私は八反の座布団(と布団)は大きくて立派で変に光っていて
お客様用で踏んだりすると怒られたので、
忘れようがないというか・・・・
幼時の記憶は三つ子の魂何とやらで、ずっと残りそうです。
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