今日は朝からの仕事だったので、早く終わり、
せっかくなので、タカシマヤに行った。 もちろん目的は日本の伝統展で、保多織りと会津木綿をちらっと見ること、 カラカラタオルも出展しているようなのでそれを見ること、と、 大して目的があった訳じゃないので、 一つ手前の階でエスカレーターを降りた。 そこら中でセールでちょっと捕まってしまった(^_^;) 伝統展でも、保多織りのおじちゃんとしゃべり込んだりと 遊んでしまったけれど、 今回一番しゃべり込んでしまったのが 平田組紐のおじちゃん。(クリック) おじちゃんと言っても、一見私より年上に見えるけど、実は若いかも? と思ったら・・・半年私が若かった(^_^;) 何はともあれ、 冠組(ゆるぎぐみ)の帯締めが並んでいたので いつものように、真っ黒はないですか?と聞いたところから始まってしまって・・・・ 目の周りを見るとその人の色がわかる。という話から、 私の色の話に始まって、合うのはこれ、と色々高そうな帯締めが出てきて・・・・ 着物と帯と帯揚げ帯締めの色についての蘊蓄やら、なにやら・・・・ しかし、色々思うところもあり、詳細は飛ばして(^_^;) 買ってしまった・・・・(^_^;) 一本に決めるなら、この色、という桜鼠の冠組の帯締め一本。 なぜなら、私の色はグレーと濃い赤なんだそうで・・・ で、隣に並んでいるのがトイレマット。 つまり、この前に1階下で買った物。 色合ってるじゃん(^^)/ 最近ちょっと、着物にしても小物にしても、 気分が変わってやや渋めがぴんと来るようになっていたので ここらでちょっと安物でない物も・・・ な~んて考えたのもありますし、 糸も全て日本産を使うのはうちだけになりました、とか、 組んでいる職人さんを全て掌握している感じの話しぶりも気に入って、 やはり、私もそういう人を自分に出来る範囲で応援しないとね、 なんて思ったのもあります。 でその時、実は・・・ カメラの発色が全然ひどいので、本物と全然似てませんケド・・・・(もっと赤みが強い) それにしても言う内容は専門用語が多くてわかりにくいのに 表情がわかりやすいおじちゃんだこと・・・・ 買った途端にやけに嬉しそうになって・・・・(職人さんだねぇ~) 気候の話(昨年は桑の葉の生産量が悪かった)から梅の木の話になって・・・・延々 なんだか、おじちゃんの悩み相談?人生相談?をしてあげちゃった気がする。 その次に興味深かったのは、硯屋さん。 と言っても、硯を彫っているおじちゃんとしゃべったのではなく 硯を買いに来たお客さん。どうもお習字の先生らしく、 硯の本質的な機能について(よい硯の見分け方)教わったのです。 なるほど・・・・思わず、小さな蓋付き硯が欲しくなりましたが、ぐっと我慢。 それにしても、おしゃべりってのは楽しいもんです。 何の関係もない人と興味のある話をするのはとっても楽しいことです。
by yamamotoyk
| 2014-01-17 20:02
| 外出
|
Comments(8)
私も仕事帰りに寄ってきました。
保多織りの岩部さんとお話して、新作のバッグがありましたね。 目的は、種子島の包丁を二年前に購入したので、研いでもらうため。 誕生日にと包丁と鋏を購入したら、タカシマヤとスパッと縁が切れました。 今年の誕生日には、すでに会津塗りの帯留めを買っているのです。 花喰い鳥の柄なので、良いご縁を運んでくれるとよいですが。 桜鼠の帯締め、素敵ですね。ここの締めやすいですよ。
0
Commented
by
しんのすけ
at 2014-01-19 09:55
x
同感! 職人さんの世界、というのにすごく憧れます
Commented
by
bananamama
at 2014-01-19 14:12
x
Commented
by
yamamotoyk at 2014-01-19 18:15
はごろもさん、ありがとうございます。
保多織りではケープと両面染めの浴衣生地ばかり見て、 あとはただのおしゃべりでバッグには気づきませんでした・・・・ よく切れるハサミは必要ですね(^_-)v 会津塗もよく働いてくれると良いですね(^_-)v
Commented
by
yamamotoyk at 2014-01-19 18:18
しんのすけさん、ありがとうございます。
職人さんをサポートするほどの甲斐性がなかなかないので、 申し訳ないのですが、同じお金を出すなら、と、 そんな気持ちです。 職人さんもですが、 そういう人たちをまとめ上げるのもまた大切な仕事、 と今回思いました。
Commented
by
yamamotoyk at 2014-01-19 18:27
bananamamaさんありがとうございます。
気候の話から梅の木の話に話題が移った、ということで、 昨年は桑の葉が生産不良で えさが不足するためお蚕さんの生産も減った、 という話から、 それは春先の気候変動のせいで、 (一旦暖かくなって、再び寒くなり、また暖かくなった) 少し出かかった桑の葉の芽が寒さにやられたのではないか。 我が家の梅の木も、それでとうとうダメになった、 と言ったら、おじちゃんの家の梅の鉢植えも枯れた、 その梅はもとは云々云々・・・・・ と長い長い話になっていったのです。 桑の葉が無くてはお蚕さんのえさが不足するので、 お蚕さんも数が減り、絹糸の生産も減ったそうです。 国産の絹糸だけを使っているので、 気候の影響を受けやすいのだそうです。
Commented
by
buribushi at 2014-01-19 23:41
ここの平打ちの紐を、帯留めを通すのに買いました、うまこさんと同じいろです。
Commented
by
yamamotoyk at 2014-01-20 18:10
|
最新のコメント
カテゴリ
訪問先
お気に入りブログ
検索
タグ
歳時記
お稽古
ランチ
ウール着物
貼り付け帯
麻着物
NPO長唄講習会
作業
お出かけ
自作帯
保存食
ファブリック帯
マゴ
買い物
夏帯
名古屋帯
大ばあちゃん
テイクアウト
バティック帯
木綿着物
以前の記事
記事ランキング
ブログジャンル
|
ファン申請 |
||