昨日色々頑張りすぎて、他にメゲることもあって、落ち込み気分。
お稽古に着ていく着物が決まりません。 これがイイ!という気分にならないのです。 決断力にはエネルギーが要るようです。 それでも、気分に馴染むようなのものを何枚か並べて、 結局、コレに決定。 これは朝日が昇っていく時の しらじらと明るくなっていくような雰囲気、 モヤに霞んだようなお花畑が、今の気分に沿うようです。 そこで、この着物を曙(あけぼの)横段ウールと改名することにしました。 少し前から袖の柄も見やすいように写真のポーズを替えたら、 袖の柄の続き方に目が行くようになりました。 向かって左側になる袖付けの色が気になります。 唐突に茶色いです。胸や肩とのつながりが変です。 どうすれば良かったのかしら? 柄合わせの時は気づかなかったのかしら? 下が柄合わせの時の写真。 多分、全体にべた~っと並べるだけだと、 目に付くところがどこかというのが、わからないんですね。 それに着る時は襟を抜くので、一番見えるところが べた~っと並べた時とずれるんですね。 例えば、上の写真で右袖(向かって左の袖)に一部茶色の濃いところがありますが、 ここが付くはずの身頃はその少し下が濃くなっているので ここがこんなに目立つなんて気づかなかったですね。 今日そのことを話したら、 一番気になるのは前も後ろも裾より少し上の辺り、おくみと前身頃。 胸の辺りと、背中の襟のすぐ下辺り、 その下は帯の中に入ってしまうので、見えなくなる。 あとは後ろの袖から背中に渡る横のつながりかしらね、 と言われたので、いたく納得。 右と左の袖をそのまま取り替えれば、 茶色いところが袖口側に行くので 肩や胸との色の段差がなくなるかしら・・・・ でも、そうするためには袖付けと袖口を替える必要あり。 袖口と袖下は多分ミシン使いで、袖の丸みもある。 ミシン目をほどくと穴もあるだろうし、 第一、かなりの大仕事です。 今後、袖の丸みだけは手で縫った方がイイかしら? それにしても、動いていればそれほど目だたないと思うので、 よほど暇にならなければ、 あるいはお嫁ちゃんのために仕立て直す時までは、 (前も後ろも揚げたっぷりなので、できますよ) 気づかなかったことにしよう・・・・(^^;) それにしてもこの800円の反物、 たくさん勉強させてくれて、コスパよかったですね。
by yamamotoyk
| 2014-02-19 18:21
| 着物
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Comments(6)
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天鼓
at 2014-02-19 19:13
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着姿だけなのではっきりしませんが、これは反物の右と左で色が違うものじゃないでしょうか?
以前のトンボさんの記事で、そういう反物は「追っかけ」と「拝み」の2種類の柄合わせがある、と合ったと思いますが、この着物はきっちり「追っかけ」の柄合わせになってると思いますよ~。 帯が先日の花更紗(でしたっけ?)の帯みたいですが、着物とよく馴染む雰囲気で落ち着いた感じになってますね。
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yamamotoyk at 2014-02-19 21:50
天鼓さんありがとうございます。
この横段柄はじつにランダムで複雑な色合いになっています。 例えば、正面姿、向かって左の袖が内側が茶色に見えますが、 その袖の背中側は普通の色なのです。 そして、普通の色に見える向かって右の袖の背中側は、 内側が茶色いのです。 そのように、横段の色も地色も一定ではなく、 所々茶色かったり明るかったり暗かったり・・・・ なので、追っかけとか、拝みとか単純にはならないんですよ・・・ 私には難しすぎる柄合わせでした。 こうして着姿の写真を撮って初めて気づく・・・・です。
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bananamama
at 2014-02-20 19:20
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着物の柄合わせは難しいのですね~
ちゃんと計算しても立体になるとくるってくるのですね~
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yamamotoyk at 2014-02-20 19:52
bananamamaさんありがとうございます。
柄合わせは教科書には一応書いてありますが、 うまくいかないし、 柄が複雑になってくると慣れないとむつかしいです。 立体になると違ってくるというのが、 今回身に染みました。 もう一度教科書を見なおさねば・・・という感じです。
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天鼓
at 2014-02-21 00:29
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「柄合わせの時の写真」見て判りました~。
なかなか難しそうですね。 でも、前の袖付けのあたりは、普通にしてれば動いていても止まっていても見えませんから。 後ろは見えますけどね、だいたい袖の上から1/3~1/4くらいの辺りがよく見えるような気がします。
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yamamotoyk at 2014-02-21 11:36
天鼓さん、ありがとうございます。
柄合わせでは前身頃とおくみ、 そして後ろの左右にとても気を使って あとは集中力が切れていたと思います。 これがこの時の実力というわけですね。 肩から袖の上1/3にかけては 洋服ならつながっている部分なので、 やはりつながり方が目立つなぁ、 と今目の前の集合写真などを見ながら考えています。 確かに天鼓さんの言われるように 前の袖付けあたりは皺になるので目立ちませんよね。 その意味からも前より後ろの方が大事かなぁ、 と、今回のことで、よくわかりました。 今後、柄物を仕立てるときは注意します。
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