少し前のこと。 久しぶりに大須に出かけて、ついでにとちょっと覗いた〇○○丸屋さんで・・・・ 見つけてしまったしょうざんのシルクウール。 薄手のプリントもの。細かい花柄がよろけ縞になっていて、 細かい花唐草があるという、柄としてはかわいいのだけど、 色が地味~で・・・微妙。 でも、考えてみれば、自分の年相応? ということで、取りあえず、買ったわけです。 家に帰ってから、眺め、眺めて・・・・どうしようかと、 プリントもので裏が白っぽいので自分で単衣に仕立てるのもちょっとどうかと・・・・ 長らく考えた挙句、 別のお店でシルック江戸小紋・黄土色の角通し(多少お値打ち)を見つけて、 これとリバーシブルにすれば、と決心しました。 渋るお店にリバーシブルの仕立をお願いし 見本に私のリバーシブル着物を渡して、 しかも仕立て屋さんが嫌がったら止めという条件でしたが、 先日それが無事仕上がってきました。 仕立て代はリバーシブルコートに準ずるということになりました。 表地2枚ということで、ずっしり重くてかなり厚手の着物を着ている感じですが、 この日(5月7日)は、朝方意外に涼しく大丈夫じゃん☆って感じでした。 ま、さすがに来年の冬用ということにしますが、 こんな感じになりました。 しょうざんウールの方。 旅行を考え、同じ帯(織りの名古屋帯)を締めてみました。 こうしてみると縞の着物のようで、かなり普段着っぽい感じですね。 かなり白っぽい雰囲気です。 半襟が他の着物に合わせたグレーなのでややなんだかな、って感じですが、 こちらはやはり改まった感じがします。 さすが江戸小紋。 リバーシブル着物が一番活躍するのはやはり旅行です。 たとえば、一昨年に行った松本観光のようなとき(クリック ) あの時は、特に松本市内を回った次の日、かなりの雨になってしまって・・・・ 帰ってからクリーニングに出す羽目になってしまったわけですが、 この着物があれば、同じクリーニングでもポリとウールならぐっとお値段が低いし、 ことによっては(たぶん)自分でも洗える・・・・ちょっと自信ないけど・・・ 江戸小紋なら、帯で相当TPOを調節できるし、 例の松本の料亭ならばっちりだと思う・・・(かなり趣味性の高いお店だった) 翌日の市内観光もきっと大丈夫。 帯をいろいろ悩む余地がありますが、それはまたその時の課題です。 いずれにしてももう一枚のウールとポリのリバーシブルよりは、 ずっと実用的(つまりこのような特殊な状況にも対応できる)ですね。 濃い青がウールで梅の花柄がポリ 多分、シルックではないのですが、ちゃんとした染で安っぽくはないですが 柄的に上等という感じではないです ウールはペイズリーのような洋風柄で気に入っています。 それにしても、安く見つけたしょうざんウールのために、 さほど安いとは言えないシルック反物とリバーシブル仕立て代を・・・・ 私の着物バブルは終わってるんですけど・・・・ どうなんだろう・・・と思う心を、さっさと忘れて(都合のいい健忘症) 役に立つ機会があればいいな~と、前向きに考えることにしました。
by yamamotoyk
| 2014-05-12 18:23
| 和装製作
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Comments(2)
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buribushi at 2014-05-13 10:02
まめになさいますね、旅行にリバーシブル、って、いいでしょうねー。
私のきもの熱は完全に終わって、ほとぼりも残っていません。 40代に一枚だけ作った小千谷紬のこなれて着やすいこと、他の紬をそこまで着込む時間はもうのこっていないことなど、うだうだと考えます・・・。
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yamamotoyk at 2014-05-13 23:09
すばるさん、ありがとうございます。
紬をこなれるほど着込まれたのは、すばらしいですね。 私の場合、役に立たないことだけ熱心になれるのも 困ったことです(+_+) 他にやるべきことがあるのに・・・・
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