この夏は実に不安定な天候で、晴れたかと思うと急に降ってきたり・・・・
以前、歩き回る時は軽い下駄(髙右近)をもっぱら履いていましたが、 足の裏が痛くなるようになって、 カレンブロッソ草履の薄底を見つけたこともあって、 もっぱら、それを履くようになっていました。 カレンブロッソの草履は本質的にゴム草履ですからね。 歩く時、足が楽なんです。 ところが今年の天候不順・・・・ 最初から降っていれば、雨草履を履いて出ますが、 晴れと思って履いて出たカレンブロッソで降られるのはちょっと・・・ そんなときは、やはり高めの下駄が安心。 雨草履と違い、晴れていてもヘンではないし・・・・ しか~し・・・・ 下駄底を見ると・・・・ 木の部分まですり減っています。マズイ・・・ ゴムを張り替えましょう。 どうしても残りますね。 良いことを思いつきましたよ。 すぐ横に積んであった赤煉瓦・・・ コレを砥石よろしく使って、ゴムを削っていきます。 コレは良いですね。 コンクリートブロックより目が細かいので木の部分までつるつるに。 できれば、踵の木をもう少し削りたいのですが・・・ かなり大変・・・ゴムと違ってなかなか削れてきませんね。 この辺りにしておきますか・・・・ 相当強いので、おいそれとは減りません。 厚みも相当あるので、前回は切るのに相当苦労しましたが、 手が付かないくらいまで乾かします。 (↑ただ今乾燥中) 乾いたところで貼り合わせ、金槌でカンカン叩いて補強し、 でっかい洗濯ばさみで挟みます。 夜・・・・ ペットボトルで重しをしました。 さあ、これで、お天気が不安な時にも、 安心してこれらの下駄を履いて出かけられますね。
by yamamotoyk
| 2014-09-01 22:51
| 和装製作
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Comments(2)
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のんこ
at 2014-09-02 09:03
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そういえば 私もこの作業をやろうと材料だけそろえて何年か経過してしまってました。 大変参考になります!! 永久保存版だわ ^0^
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yamamotoyk at 2014-09-02 19:18
のんこさん、ありがとうございます。
この作業は大変ではありますが、 特に技術は必要ないので 材料さえあればできます。 必要なのは力の入るナイフ。(オルファ、または古い包丁など) 煉瓦やコンクリートのブロック(下駄底をまっすぐに削るため) もちろん、底ゴムやゴム糊は必要ですけど、 金槌(靴修理屋さんは貼り合わせた後、これでカンカン叩いていました) 底ゴムを切るのに以前はとても苦労しました。 よく切れるハサミがあるとイイです。
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