さて、東京での舞台のための着物の準備の話です。
問題は6月初旬という季節。 暑いか、そこまで暑くないか、晴れか雨か、湿度はどうか。 前日にならないとわからない事もあります。 単衣の色無地(またはそれに準じた着物) というくくりの中で考えると、 候補の着物は3枚あります。 最終的に決めるのは前日になりますが、 中に着る物は迷う事はありません。 そこで、そちらの準備を始める事にしました。 中に着る物は、楊柳の裾よけ。 スカート風に作った物があって、それが季節的に丁度いいはずです。 麻はまだちょっと小寒いかも・・・ 上は、うそつきになりますが、 荷物を減らすために、うそつきは替えない予定。 その代わり薄い肌着を着る事にします。 で、うそつきの袖は色無地に合わせるために 絽にしたいのですが、無いので・・・・考えます。 あ!ありますよ。 たしか素材箱に絽の長襦袢からはずした袖が。 裄を合わせると、ずいぶん袖を付ける所が離れますね・・・ この場合、袖が不安定になって、 あちこちから襦袢の袖が出てきて困る事が予想されるので、 そういう危険は避けるのが賢明。 ちょっと残念な替え袖が付いています。 これなら、丁度いいので、残念な替え袖をはずし、 絽の替え袖に縫い替えました。 さて、襟も、本番は白の半襟です。 最近白の襟が無くて・・・・やっと一枚・・・なんとか・・・ 前日は気軽な感じにしたいので・・何かいい布が無いかなぁ~ というわけで・・・ まずは白い半襟を付け、 その上から、おとなしいピンクの布(多分羽裏地)を付けました。 しかも、ピンクの半襟は 最後は糸止めの玉無し(返し縫い)にしました。 はさみが無くても糸を抜いて半襟を外せるためです。 前日は薄いピンクの半襟。 多分どの着物にも合うと思います。 で、夜ホテルで糸を抜きピンク襟をはずして、 本番は白い半襟になるというわけです。 薄い肌着を替えれば、多少の汗をかいても さっぱりします。 半襟も一枚外せば、さっぱりしますね。 以上、襦袢編でした。 次回は草履編の予定です。
by yamamotoyk
| 2015-05-15 21:45
| 和装製作
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