三味線の皮張り

浅田屋さんのおじちゃんに皮を張ってもらった三味線、
こだわりの皮だったし、もう仕事も辞められたので、
家からは出さずに大切に弾いていたのに、
この夏ちょっとしたことで傷を付けてしまい、
秋になってとうとう破れてしまったんです(T_T)

は~・・・

先週やっと修理に持って行き、
今日、受け取りに行ってきたんです。

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猫は品薄で値段が高いのでどうしましょうか・・・
と聞かれましたが、
裏が猫のままで表を犬皮にしても、
この際仕方が無い、と言われたので、
犬皮にしました。
浅田屋さんのおじちゃんだったら、
ダメと言われること間違い無しなので
ま、良しとしましょう。

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救いは、
いい音してますよ。と言われたこと☆

虎は死して皮を残し、
人は死して名を残すと言われます。
牛も豚も羊も馬も
肉を食べたあとは良い皮革を残します。
牛は角も骨も製品化されます。
(三味線の舎利駒は牛の骨で作られています)
なのに(殺処分された)犬も猫もめったに皮を使ってもらえないのは
残念なことです。

環境変化で河原に住む鼠が減って
蒔絵用の漆を塗るよい筆が作れなくなっているのは別件ですが、
なんとかできそうなことなのに、それができなくて
伝統の道具が危機にさらされているのは、悲しいことです。

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by yamamotoyk | 2015-10-13 22:29 | 三味線 | Comments(0)
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