長唄演奏会

私の流派の長唄の会は毎年色々趣向を凝らした会になっています。
昨年は落語とコラボしていました。
今年の第一部は生け花とコラボしました。

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花にちなんだ曲目が5曲
うち3曲は菊がテーマです

その3曲が演奏される間に
舞台の下手(しもて)客席から見て左側に
テーブルがしつらえてあり
小原流の先生が花を生けられる
という趣向
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こちらが完成後、ロビーに飾られた生け花です。
ビワ、菊、斑入りのススキ

次の曲、あやめ浴衣にあわせた舞台では
カキツバタとアジサイの盛られた生け花が
山台の前に飾られていました。
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ずいぶん端っこですね
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アップです

次の梅の栄は題名だけでしたね(^^;)

ここで、休憩 後半になります
残念ながら私はここで次の会場に向かいましたが・・・

後半の趣向は雨乞い・・・?梅雨のシーズン物?
というかめったに演奏されない曲シリーズです
2010年は三国妖狐物語の上(クリック )
(下はおなじみの那須野)

虎・少将道行き
虎とは虎御前、曽我十郎の彼女
少将は化粧坂の少将(けわいざかのしょうしょう)、
曽我五郎の彼女です。

曾我兄弟は赤穂浪士の前の仇討ち物の一番人気
今でも歌舞伎や長唄ではよく登場しますが
その兄弟の彼女連合チームが
仇討ちを成功させるために雨乞いをするというお話

予定されていた富士の裾野の巻狩が中止になり
頼朝ら一行が帰ってしまうことになったので
雨乞いをして帰るのを阻止し
仇討ちを決行させようということで、
無事大雨になり巻狩の一行がとどまるなか、
仇討ちが成功したという。

以来旧暦の5月28日は当地では必ず雨が降るという
それを虎が雨、ということですが、
ネットで調べると
虎御前が十郎が仇討ち後、落命したことを嘆いて泣く雨
と、もっぱら書いてあります。
いずれにしても旧暦の5月28日は
梅雨のさなかで雨が多いとのこと。
今年は7月2日がその日です。

名古屋では初演、以後もまず演奏されないであろう曲が聴けないのは
残念至極
この日の着物は(クリック)

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by yamamotoyk | 2016-06-26 18:09 | 三味線 | Comments(0)
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