ちょっと時間があるので、
UFJ貨幣資料館へ広重を見に行きました。 今回は広重・英泉 木曽街道六十九次です。 広重・英泉と二人の名前があるのは 最初、版元・保永堂が渓斎英泉を登用して始めたシリーズ物が頓挫し、 版元が錦樹堂に移り広重が起用されたからだそうです。 ま、経緯はともあれ同じ様なテーマで英泉と広重が描いているので 比較できて興味深いです。 英泉と言えば、妖艶な美人画の浮世絵が思い出されますが、 こういう風景画も描いたんですね。 でも、シリーズが途中で頓挫したと言うことは やっぱり風景画は不人気だった? それとも別の理由? いずれにしても、 広重はいつもの静かな風景ですが、 英泉のはなんだか微妙に騒がしい。 人物が大振りだったり大げさだったり。 見分けが付かないくらいの作品もあるんですけどね。 風景も北斎の影響が見られると説明書きにありますが あぁ、北斎に師事していた時期もあるんですね。 え?杉浦日向子氏の映画さるすべりに出ていたのは 北斎と無名時代の英泉。へぇ~そうだったんだぁ~! 同じ様な版画を違う作家が描くと 作者の違いがわかって面白いですね。 そして広重の良さがじんわりわかってきます。 というわけで、今日頂いた絵はがきは、 東海道五十三次のシリーズですけど・・・(^_^;) 人物が大勢いて面白かったから選びましたが 鳴海にすれば良かったかな? 今も残る有松の街道そのままですから・・・
by yamamotoyk
| 2017-03-09 22:58
| 外出
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