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苦悩の襟付け&エコ掛け衿

今日も頑張りました。
はい、再開したグレーの木綿着物です。
何事にも目標という物が必要ですね。
行けるかどうかは別にして
6月の絞りまつりまでに何とかしたい・・・・・ので、

さて、もう一つ目標があります。
それは江戸時代風に・・・
ということで・・・

苦悩の襟付け&エコ掛け衿_c0021551_22480584.jpg
黒い布が見つからなかったので紺で(^_^;)
掛け衿

共布の掛け衿を付けた上にこれを縫い付けました。
何だか、こうして写真にすると男物の長襦袢みたいですね。
これを着ると本当に江戸時代のおばちゃん(おばあちゃん?)になれるのか?
全く自信はありませんが、
何事もやってみないと・・・わかり・・・いえ、納得できません(^^;)

さて、常日頃不思議に思っていたことがあります。
それは掛け衿のこと。
掛け衿が絶対必要と思うのは、
着物を着る時で
本来の目的とは違うんですが、
襟が左右対称になっているかどうか
掛け衿の位置で判断するからです。

でも本当は襟が汚れたり擦れたりしたときの
安全装置なんですよね。
位置や裏表を変えたり
あげく取っ替えちゃうこともできる(^_^)v

でも、今の仕立て方では取り替えるのは簡単ではないですよ。
だって、襟と掛け衿と一緒にして襟付けしちゃうんですから。
掛け衿をはずそうと思えば
襟まで取れちゃうじゃないですか・・・

ちょっと時代が古い着物を見ると
仕立てたあとに掛け衿がつけられています。
いえいえ、私の仕立ての本のなかにも
そういう仕立て方が載っている本があります。

せっかく着物は構造がエコに出来ているんだから、
それを守りたいです。
だから、布は大事にしたいので、前にも後ろにも揚げを取ったし
背縫いと袖口から袖下に掛けてはミシンですが、
それ以外は手縫いです。
寸法直しが簡単なように。

だから、今回は掛け衿も襟付けをしたあとに
縫い付けました。
でも、本を見ないでテキトーに縫ったので
方法が正しいかどうかわかりませんケド。

でもやってみてわかったことは
なぜ後付けの掛け衿の場合、
襟の裏が中途半端な位置に付けてあるか、
それは、簡単ってこと。(多分)
布地も少なくていいし(^_^)v

さあ、次はいよいよ、恐怖の袖付けです。
(おちついて)頑張るぞ!

by yamamotoyk | 2017-05-07 23:32 | 和装製作 | Comments(0)
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