人気ブログランキング | 話題のタグを見る

襦袢の繰り越し

襟を抜いて着るのが好きなので
着物の仕立ては繰り越しを教科書より多くしています。
しかし襦袢は3シーズンはうそつきで
夏は麻の長襦袢ですが
既製品が多く繰り越しが普通になっていて
着ているうちに着物と襦袢の襟が離れてきてしまいます。

うそつきの脇をほどいてみましたが、
今度は前の襟合わせが不安定になったので
脇縫いは必要ということになりましたが、
その時に
繰り越し分(私の場合4cm)ずらして脇を縫うことにしたら、
なかなか具合が良かったので
うそつきを全部脇縫いをほどき
ずらして縫うことにしました。

さて、うそつきは上半身でおしまいなので
脇をほどくのもずらして縫うのも簡単ですが、
長い襦袢の場合はそれほど簡単ではありません。

そこで考えました。
襦袢の繰り越し_c0021551_20404061.jpg
スイマセン、印が薄くてほとんど見えてません(^_^;)

長襦袢の脇身八ツ口(脇縫いの一番上の端)のところで
後ろ身頃を不足分だけ追加で繰り越し分を縫うことにしました。
襦袢の繰り越し_c0021551_20442129.jpg
こうすれば、どこも解かずに、つまめます。



襦袢の繰り越し_c0021551_20453350.jpg
出来上がりはこんな感じ
あ、写真が左右違う方を撮っちゃいましたねm(_ _)m

下がもともとの繰り越し揚げで
上が今回追加した繰り越し揚げです。

持っている長襦袢を全部縫い足しました。
これで、この夏の長襦袢は安心ですね(^_^)v

実は長襦袢には、別の問題があります。
それはお洗濯。
襦袢の繰り越し_c0021551_20561010.jpg
なんか変ですよね。
手すりの外ですよ。

そうなんです。
襦袢の繰り越し_c0021551_20572877.jpg
物干し竿の位置が低くてデッキの外に出すしかないんです。
それでも・・・
襦袢の繰り越し_c0021551_20583210.jpg
裾が地面に付きそうです。
これでも背が高い草を抜いたところです。

2年後の建物の定期点検の時に
天井に竿用フックを付けてもらう予定ですが
それまでは、もう少し色々考えてみる必要があります・・・・

by yamamotoyk | 2017-07-07 21:11 | 和装製作 | Comments(2)
Commented by kumitan2011 at 2017-07-07 23:06
うまこさん、こんばんは!
私も繰越は多め・・・誂える時はうまこさんと同じです(^。^)

和装の物干し、工夫が必要ですよね((+_+))
ポリの着物や長襦袢を屋内に干す時は、部屋の扉枠にかけてます◎
そうそう外に干す時は、駐車スペースの屋根の天井にフックをかけてもらってそこに干してます。
普通の物干しでは、すってしまいますから。

笑い話なんですが、夜中に麻の長襦袢を洗い駐車スペースに干しっぱなしで忘れたら、朝の新聞配達の人がきっとビックリしちゃうよね、と(^^)
白い着物が風でユラユラ、まるで幽霊に見えそうです(笑)
Commented by yamamotoyk at 2017-07-08 20:18
kumitanさん、ありがとうございます。
kumitanさんは当然繰り越し多めですよね~☆
いつもステキな着こなしですものね♪~

駐車場の屋根天井にフックは良い考えですね。
ねる前には幽霊を片付けないと・・・・
確かに怖そうです(^_^)v

私は2階に住んでいるときは
普通に物干し竿で干せたのに、
なんとか、簡単で効果的な方法を考えたいと思います。
名前
URL
削除用パスワード
<< こうりゃん麻縮み 漬け物色々漬けた >>