観客の練習

さて、最近観客になる機会が何度かありました。
私は、働くお母さんだったこともあり、
何かを見に行く(お芝居とかステージとかライブとか)ことは
ほとんど無く、何かを見るにしてもテレビで・・・と言うことばかりでした。

まず、今池まつりのやそすけ三味線ライブ。
無料のライブですから、近所のおじさんおばさんの多い観客です。
慣れない三味線演奏ということもあってタイミングの良い拍手ができません。

やそすけさんもちょっとやりにくそう。
拍手のタイミングを教えてもらったりして、
終わり頃にはなかなか、うまくできるようになってきました。
うまい拍手というのは演奏する人も観客も気分が盛り上がるもののようです。

次は、覚王山まつりの大道芸のおにいちゃん。
大道芸というのは観客も見る予定で見ると言うよりは
何やってるんだろう?という気分が先に立つので、喜ぶ前に懐疑的になります。

おにいちゃんはそんな観客を盛り上げるように
あの手この手で、笑いや拍手や感嘆の声を取ろうと努力します。
また実際始めた大道芸はなかなか熱のこもった迫力物でありましたので、
次第に拍手やおおぉ~という声がわき、人垣ができ楽しくなっていきました。

次は鶴舞公園のムーンライトステージ、ジャズです。
こちらは初心者さんに混じって、常連さんやお目当てさんも多いので、
はじめおずおず、次第にタイミングの良い拍手になっていきます。

そして、なんと昨日、友人の誘いもあって、
御園座で中村勘三郎襲名公演の歌舞伎夜の部
白浪五人男、通し狂言を見に行ったのです。
(どえらい人気で、一般発売日一日中電話をかけ続けでやっと取れたんです)

もう常連さんだらけ(初心者さんも大勢)大向こうのかけ声も拍手もそれはそれは・・・
どこで拍手するのかしら ちょっと難し、と、初めはとまどいながらも
しだいに、あぁ、とか、おぉ、とかどよめきも混じり、大いに盛り上がりました。

役者さんも見ている人も一緒に盛り上がって、一体感を味わうには
観客も練習がいるな・・・慣れるって事かも・・・・・と思った次第でありました。

さて、今年は思い切って(何かのついでにではなくて)
九州のよちょーちゃんの甘木盆俄を見に行きます。日帰りです。
さて、さて、楽しい観客ができるかな?
せっかく遠くまで行くのだから楽しく場が盛り上がると良いなと思います。
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by yamamotoyk | 2005-10-13 20:02 | 三味線 | Comments(2)
Commented by ぼん吉 at 2005-10-14 11:49 x
こういった伝統芸能の舞台って、見る側も作法を求められているようで
肩がこりそうだな、と思ってたのですが、やはり百聞は一見にしかず。
案外自由に見て、聞いて、感じればいいんですね。
ぼん吉もまだ見たこと無い物がいっぱい。
機会が有ったら、なんでも触れてみたいものです。
Commented by yamamotoyk at 2005-10-14 22:15
わからない世界は、とりあえず、他の人の後からついて行けば、
いいんじゃないでしょうか。
その上で、楽しい物は楽しめるし、
楽しくない物は楽しくないと言うことでしょうね。

勘三郎さんは、一般人も楽しませようという
一生懸命な感じがひしひしと伝わってきて、
いやいや、実に楽しかったです。
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