柳染め

c0021551_1975137.jpgさて、庭の柳を剪定し、太い枝の皮をはぎ、
大鍋でぐつぐつ毎日一回煮ていました。
一週間近くになりました。
あまり何日も煮続けている訳にもいきません。

c0021551_1911774.jpgちょっと試し初めをしてみました。
ミョウバンで媒染すると薄い茶色、
硫酸第一鉄を使うと
きれいなグレー、(ほとんど銀色)になりました。


忙しいのですが晴れた日に思い切って染め物を決行することにしました。
目標は染め帯です。
この前買った汚れありの白生地(¥1000/反)から5.5m切って使います。
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どうです、本格的でしょ?
伸子なんてもちろん無いので、こんな工夫をしました。
伸子とみえるは、柳の枝です。
これを布の裏から、ピンというか画鋲というか、
そんな物でさして留めたのです。
別に伸子が無くても良いのですが、できあがりがしわくちゃになって、
アイロンを使っても、延ばすのが大変なんです。(アイロンがけ苦手だし)
伸子があれば、比較的まっすぐになるかと思って、挑戦です。
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最初は全体をミョウバンで媒染し、薄茶色になりました。
次はタレの裏部分と手に当たる部分をもう一度染め、
硫酸第一鉄で媒染し、濃い茶色になりました。
試し染めでは鉄媒染はきれいなグレーになったのですが、
薄茶色に染めた上からもう一度鉄媒染で染めたので、
重ね染めになり、試しとは違った色になりました。
硫酸化合物は布地を傷めると言われたのですが、
木酢酸鉄で染めたところ、ほとんど発色しなかったので、
傷むことより、色を優先しました。
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こんな感じの色になりました。
でも望みは高いのです。これになんとかして絵を描きたいのです。
お太鼓の表(薄茶色)は春の柄、裏(グレー)は秋の柄。
今、図案を考え中です。
柄を描く時にも柳の枝伸子が活躍する予定です。
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by yamamotoyk | 2005-10-26 18:55 | 和装製作 | Comments(8)
Commented by ぶりぶりぎっちょう at 2005-10-26 20:33 x
わーぉ、スゴイ。 柳染めに、伸子が、柳の枝。 お庭のお手入れをして、いろいろな使い道があるなんて、お家で自給自足ですよね。 そういう生活、憧れで~す♪
Commented by yamamotoyk at 2005-10-26 22:07
はい、今あこがれのお遊び生活堪能中。
いつか一緒に遊びましょう♪
Commented by narja at 2005-10-26 23:06 x
楽しんでますね〜
私は、柿渋で薄く染めて、墨で絵を描くというのをやりたいと思いつつ、実現するのはいつのことやらです。
Commented by 源九郎 at 2005-10-27 01:55 x
柳は黄色系の色だとばかり思っていました。いい色ですね♪
Commented by ぼん吉 at 2005-10-27 05:02 x
すげ~、本格的だ~! でも原材料が実は廃物利用ってところがまたスゴイ!
完成品を身につけたときの喜びは、また格別でしょうね。
たまにはこうやって、趣味に没頭してみたいものです。
Commented by yamamotoyk at 2005-10-28 11:08
はい、narjaさん、めいっぱい楽しんでいます(感謝)
柿渋と墨絵、いいですねぇ~、色合いが合いそうですね。
柿の木、建て替えの時切ってしまったので、残念。
Commented by yamamotoyk at 2005-10-28 11:13
源九郎 さん、
以前もとじさんが銀座の柳で染めた話を見たことがあって
今回それを思い出したという訳です。
薄い茶~クリーム色という印象があったので、
柳の皮だけをたっぷり使いました。
結構濃く、良い色に仕上がったので、大満足です。
Commented by yamamotoyk at 2005-10-28 11:17
はい、ぼん吉さん、
お子さん達が付き合ってくれなくなったら(苦笑)
御自分一人の楽しみに没頭してください。
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