蕗のとう

床屋で順番を待っている時、
蕗の煮汁が花粉症によいという話が聞こえた。
みそ汁にすると煮汁ごと飲めるから良いのだそうだ。

少し前にはつくしを食べたら年来の花粉症が治ったので
つくしのエキスを抽出して飴を作っているという話も書いてあった。

世の人は苦労しているらしい。
その前には紫蘇ジュースが良いというのもあったし、
○○茶がいいとかいうのも・・・
しかし話は長続きしないというか、
おそらく個人差があって、決定打がないためであろう。

言われている物を考えると、
アクが強く、普段は沢山は食べないが、
ときどきアクセントとして食べるものが多いようだ。

日本では春になると山菜を食べる習慣がある。
春先の山菜には冬の栄養をしっかりため込んで
栄養や微量成分が詰まっていそうである。
多くの物はえぐかったり苦かったりする。
苦さが春の山菜の特徴と言われることもある。

昔の人はえぐかったり苦かったりする物を
沢山食べるのは良くないがときどき食べるのは
体によいと思ったに違いない。
でなければ、こんな体に悪そうな物を食べようと思うわけがない。

我が家は、努めて野菜を量も種類も沢山食べるようにしている。
しかし、できれば値段の安い方を選ぶ習性なので
どうも大量生産品が多くなりがちである。
しかし、大量生産品は、見た目はきれいでも
化学肥料や化学薬品が使ってあって、
太陽や自然の土に触れていない可能性もある。
そんな野菜でも、種類と量を食べれば、
ある程度は、体のためになるだろうが、
それだけで満足してはいけないと、上の話を聞いて思った。

最近は近所の産直野菜屋を見つけたので、
たまには変な物を食べようと思う。
同じ変な物がスーパーにあっても、できれば、
姿形が自然の土にまみれた産直屋の物を買おう、
と思って行ったが、ナズナはもう季節的にも無くて
あったのは蕗のとう。
蕗味噌は前回作ったのがまだあるし、天ぷらはめんどう。
という訳で、簡単で大人向きの味
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蕗のとうをほどよく茹でてマヨネーズで和え、
鰹節をかけ、しょうゆをちょっと垂らした物。
酒の肴というか、箸休めなのに、息子は食事の最後に食べたので、
にがいにがいと言って、食事のあともお茶を何度か飲んでいた。
そんなに苦かったかなぁ。
もう、私たちも年とったのねぇ、これがにがくないなんて・・・

あ、言い忘れました。我が家は今のところ花粉症無しです。
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by yamamotoyk | 2006-03-14 11:41 | 食べ物 | Comments(2)
Commented by fuuki-no-botan at 2006-03-14 12:00
蕗の薹って天ぷらか佃煮かしか思いつかなかったけど こんなにしてブロッコリー風の食べ方でもイケるのね♪ 見つけたらやってみます!
Commented by yamamotoyk at 2006-03-14 18:14
これはちょっとした誤解から生まれた料理なんですよ。
私が蕗のとう、どうやって食べようか、と言うと、
夫が、いつものマヨネーズとおかかと醤油にしたら、
と言ったので、いつもの?変だなぁ、
ま、いいや、と作ったものなんです。
おかかはパック包装なので、た~っぷりになりました。
で、食べる段になって、?蕗じゃないの?蕗のとうなの?
という訳。でも、おいしかったです。
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