やっと徳川美術館の おひな様を見てきました。 4月9日までやってます。 旧暦に合わせてあるんですよね、 きっと。 留め袖用の反物で作った 帯です。→ おくみの部分が ちょうど前の柄。 帯揚げは桜染めのシノン 良い感じのピンクです。 (帯締めはン十年前の道明) 着物の柄は十二単のお姫様が大勢で桜と紅葉の御所解風。 なんだかパッと見て、よくわかんないですね。 ふと思いついて、もう何日も前から大鍋で煮ていた 桜で染め物をちょこっとしました。 まず薄汚れてきたストレッチ足袋。 でも、ミョウバンの媒染剤に漬けると さっと色が抜けてしまいます・・・・・ 最後にミョウバンに漬けないで乾してみました。 ほんのりピンクです。裏の木綿も同じ色に。 染め液に重曹を入れたのが良くなかったのか? もう少し染め液を寝かせてから、染め直しをしてみようかな。 絹の端切れもミョウバンに入れると さ~っと茶色になってしました。 全然面白くないので、もう一度染め液に入れて 今回は硫酸第一鉄で媒染すると、 さ~っと、真っ黒!ちょっとびっくり。 なんども水を換え、最後に酢ですすいで乾かすと、 何とも微妙な色。ほんのり緑がかったグレー。 国防色か迷彩服か・・・ 写真に写ってのを見るときれいですが、 イマイチ使い道が・・・・ 染めたあと、乾かすのに、例の柳の枝伸子針使用。 枝が枯れて硬くなってしまったので、 斜めにしか張れなくて ちょっとゆがんだ布になりましたが、 アイロンではここまで伸ばせないのですよ。 伸子針について、詳しいお話があったので、 とんぼさんのところにTBさせて頂きました。ありがとうございました。
by yamamotoyk
| 2006-03-25 09:24
| 和装製作
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Comments(4)
桜染め、媒染剤によって、いろいろな色がでて、楽しそう~♪
緑みのグレーになった絹の端切れ、長さがあれば、半襟に使えそうですね。
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とんぼ
at 2006-03-25 11:04
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うわっ、ほんのりさくらいろ!
染物って媒染が代わると、まったく別の色になる・・と聞いていましたが、おもしろいものですねぇ!次は絞り染め?グレーもすてきじゃありませんか。化繊って、種類によってそまりにくいのかしら、科学染料にはよく染まるのは「同類」だから相性がいいんですねきっと。 留袖の帯、いいですねぇ、帯締めの柔らかな色もとてもよくあってます。春の一品!ですね。
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yamamotoyk at 2006-03-25 23:55
ぶりさん、桜染め、イマイチ上手くいきません。
草木染めは色々な条件で色がさ~っと変わるので 面白いです。 国防色、半襟にはできそうですが・・・・ 縦に切るのは、もう少し考えてからにします。 イマイチな色合いなので・・・
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yamamotoyk at 2006-03-26 00:00
はい、とんぼさん、運良く留め袖帯と
シノンの桜ピンク染め、一緒に見て頂けてよかったです。 同じ足袋がユキヤナギでは 裏の綿よりよほど濃い黄色になったのですが、 何か条件が合わないようです。 多分重曹を入れてすぐだったからでしょう。 重曹を入れるとなぜか、ミョウバンと相性が悪いのです。 お手本のないことをするのは難しいです。
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