蕎麦を求めて貞奴

さて、オズの蕎麦屋で見た本にあった次の蕎麦屋、
とう松(東松)を探して、南下しました。
でも、地図の略図がおおざっぱすぎてみつかりません。
(ちょっと太い道と思ったのが、実はすごく太い道だった)
あれ、なんかステキなおうちがありますよ。
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ちょっと止まってよく見ると、
これが文化のみち二葉館、移築復元なった旧川上貞奴邸です。
まあなんてきれいなんでしょう。入館料も200円と気軽。
おそば屋さんが見つかったとしても、もうおなかはふくれているので、
そこは次回にして、ここを見ていくことにしました。

ステキな広間で解説ビデオを4本(つまり全部)見て、
館内をくまなく見て、優雅な気分で、帰りました。
中の写真を撮るのははばかられたので、
公式HPをご覧になってください。

展示物もステキでしたが、すばらしいと思ったのは、
解説ビデオで知った、その技術も当時のままになされた復元の模様です。
その技術はおそらくまだ廃れてはいないのでしょうけれど、
一般の家ではおそらくもはや使われてはいないでしょう。
この技術が今後も残されるためには
このような古い建造物の復元が正しく行われる必要があると思うのです。
清洲城や名古屋城のように見かけだけ昔のものを建ててもダメなのです。
20年ごとに建て替えられる伊勢神宮は、
その意味で目的を立派に果たしています。

現在、名古屋城の本丸御殿の復元のために募金をしています。
世間ではそんなことにお金を使わず、もっと生活のためにお金を使って欲しい、
という意見が強いようです。
もちろんそれも必要ですが、目の前のことだけに気を取られているうちに、
(世界的)大企業だけがどんどん繁栄し、階層較差がどんどん広がり、
気がつくと、伝統技術が消えていた、そんな事態になって欲しくないんです。

かといって、自分の甲斐性でそんな技術を保持できるわけじゃない。
着物だって伝統技法の新品をどんどん買える訳じゃない・・・・
だったら、企業の都合でどんどん変わるんじゃない方法が必要だと思うのです。
なので、地元の人間、地元の企業の力を集約して、
伝統技法を今後に伝えていって欲しいんです。
それに伝統技術というのは大企業ではなく、
技術を持った個人が支えているという事実も大切なことです。
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ところで、この建物、ただ単に昔を再現しただけではないんですよ、もちろん。
上の写真は建物の裏手ですが、
左側に見える、グレーの四角い構造物はエレベーターです。
階段がダメな人でも、ちゃんと二階にあがれます。
でも2~3段の階段はあちこちにたくさんあります。
完全バリヤフリーというわけにはいきませんでしたね。
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by yamamotoyk | 2006-09-09 22:26 | 外出 | Comments(2)
Commented by きママ at 2006-09-10 20:47 x
中で写真とってもよかったですよ。とりまくってきましたよ。
ここで撮影会しようと下見に行って、それで満足してしまって、桑名の六華苑になってしまったのですよ。隣に昔着物屋があったのですが、気づきました?私たちが行ったときはお休みでした。
Commented by yamamotoyk at 2006-09-10 21:21
そうですか、ママさん。撮影会にはいいですね。
公共交通手段がバスになるのがイマイチでしょうか。
昔着物屋さんには気づきませんでした。
次回行った時(おそば屋さんが近いので)また見てきましょう。
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