歌舞伎

10月の御園座は吉例顔見世、坂田籐十郎の襲名披露です。
三味線の友人と行ってきました。
2人とも歌舞伎はごく初心者。去年辺りから、行き始めたところです。
何でも珍しくて興味津々。
おお、これが「まねき」ってやつでしょうか。
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実はこの日、片身代わりの柔らかものを着ていこうと、
うそつき襦袢に古布の半襟をつけ、軽い袋帯を準備し、
先日に高島屋で衝動買いしたポリのごく軽いすけすけ羽織を準備していたのが、
家族の夕食の準備と自分のお弁当を作って、
あれれ、遅くなっちゃった、とあわてて着はじめると・・・

う、私の柔らかものは袖が長く仕立ててあったのを忘れていました。
袖丈が合いません。
おまけに外は台風並みの強風です。ならばと慌てて大島を出します。
半襟も、ま、合わないこともないか。さすがにきんきら袋帯は合わないので、
すぐ目についた、いつものバテイック帯にしました。
なんという泥縄・・・・・
もうちょっと知識があれば、梅鉢柄の名古屋帯にすれば良かった。
坂田籐十郎丈の定紋なんですって・・・
藤の帯でも良かったかしら・・・・ちょっと残念。では次回にでも。

というわけで、舞台は写真に撮れないので、ロビーでパチッ。
見ると、他のお客さんも大島の人がとても多い。
強風だから?まだ暑いから?
皆さんとてもステキに着ています。
こんな強風の日でも着てこようという人はやはりね、って感じ?
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最初の三番叟は三味線が後ろにずらり。
操り三番叟と後見が巧いしおもしろい!
次は口上。
次の枕獅子は三味線が横に並んでいて、
私たちの席からは、実にいい具合にバチさばきが横から見えます。
なるほどなるほど、と、大変勉強になります。
あれ?三味線を置いて、糸を何かしていますよ。
恐らく、たて三味線の人は途中で難曲を披露すして、
糸がぼろぼろになるので、少しずらしたのね。
この辺りはプロですね、後見ではなく、全て自分でするのですね。
そう言えば、三番叟の操り人形を操っている役の名も後見って言うんですね。
帯の後見結びも何か関係があるのかしら?後見用にすっきりしているって事?

日本舞踊をやっていた友人は籐十郎の踊りが実にスゴイと感心しきり。
枕獅子の唄の最後が習った連獅子の最後と同じなので、
ちょっと嬉しかったりして。
お囃子の小鼓の人は人間国宝ということです。
弱く打っているように見えて、その実、よく音が通ります。

次は梅雨小袖昔八丈(髪結新三)
何しろ話の筋も知らないから、いちいちハラハラしたり、おもしろがったり、
友人はイヤホンガイドを借りたので、時々情報を教えてくれる。
お芝居の前半はバックに越後獅子の三味線が流れてきます。
後半は知らない曲です。
長唄のおかげで、そんなことも楽しめます。

やぁ、楽しかったね、と2人。
知っていることも楽しいけれど、知らないって事もまた楽しいね。
年末の大須歌舞伎も行こうね、と、とても楽しい半日でした。
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by yamamotoyk | 2006-10-08 14:45 | 三味線 | Comments(2)
Commented by ナオ at 2006-10-09 10:56 x
うまこ様 歌舞伎とか舞踊などを観に行くと三味線や長唄の勉強になりますね。私も長唄・・あぁ これはあの曲で笛もこんな風に吹くのね~と神経が音曲の方に集中するようになっちゃいました (><) 最近 三味線も習いたくて、、 うまこさんの影響 大です!!
Commented by yamamotoyk at 2006-10-09 17:28
はい、ナオさん、笛が入ると、
長唄も本当にステキになりますね。
三味線も、時間のゆとりがあれば、いいですよ。
笛で知っている曲が三味線でも弾けると一層ステキですね。
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