旧貞奴邸の二葉館前の着物を洋服にするアトリエの、るびーぶるさんが
そこから徒歩数分の撞木館で着物そのものの売り出しをすると言うので行ってきました。 我が家からイマイチの交通事情。おまけに冷たい雨が降るような降らないような どんよりとした空。日曜日の買い物とか食料品の仕込みとかあるし、 ついつい洋服のまま、自転車で・・・ 撞木館は名古屋の武家屋敷だった辺りに大正15年に建った建物で 指定文化財、陶磁器貿易同業組合長として活躍した井元為三郎の旧邸、 だそうです。現在一般公開は土曜で、 今回のように誰かが借りて公開されることもあるんですが、 わたしは初めて訪れました。 庭師さんがちょうどお手入れの最中でした。 維持が大変ですわ、と言っておられました。 正面から入って、中も覗きました。 洋風の応接間がすぐにあります。こんな感じで、庭を望めます。 この洋風部分に続き、直角に曲がって和風部分があります。 さらに直角に曲がった和風部分の最後、お庭からも行ける2間続きの和室で 今回の催しがありました。 暗い部屋いっぱいに着物やら帯やらが並べてあります。 古い縮緬のきれいな物や錦紗もあります。 本当にステキな模様の銘仙も何枚かありました。 (でも、私、銘仙着るのは嫌なの、残念だわ) マジョリカお召しのようなのや、縫い取りお召し、あ、ウールも2枚ありますね。 洋服にしないで着物のままの方が、と言うものが出してあるのでしょうか。 若い人たちが何人も熱心に選んでいます。 黒い紬にカワイイ帯の方も何人か見えます。 状態はどれも良いのですが、何せサイズが・・・帯も短いし・・・と 若い人たちは探すのに苦労されているようでした。 中に黒い紬と黒地に赤い菊の大胆な模様とで、 片身代わりした着物を着た若い方がみえます。お店の方のようです。 文化の日の催しでご覧になられました?と聞かれました。 文化の日の着物イベントにはこちらのお店も関係していたのですね。 ひととおり見てから他の方のお話を伺ったりして、まったりとした時間を過ごしました。 (え?もうこんな時間、と帰ってから慌てて鯖と鰯をさばいたり、漬け物出したり入れたり)
by yamamotoyk
| 2006-12-04 11:43
| 外出
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Comments(4)
以前ここにカフェがあった頃は時々行っていました。
まだ時々利用されていたんですね。
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素敵な洋館ですねー。名古屋のそのあたりって、まだ私には未知の地帯なのです。そのうち探検したいなあ。
そして昔キモノ‥ちりめんー!きんしゃー!見たかったです。今度のときは行けたらいいなあ。最近めっきり錦紗らぶ。
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yamamotoyk at 2006-12-04 23:11
ずずさん、そうですか。
以前はカフェがあったんですね。
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yamamotoyk at 2006-12-04 23:14
葉さん、来年の文化の日にはこの周辺のあちこちで
一般公開があるようですよ。 お値段的にはそれほど高くはなかったんですが、 安くもなかったので、何も買いませんでした。 錦紗は大須の方が色々ある感じでした。
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