今日の着物と三味線の音の話

c0021551_174979.jpg今日のお稽古、
でも天気予報は午後から雨です。
せっかく作ったリバーシブルの帯を
締めたかったので、
ポリの柔らか物を着て、
雨コート(紗)を着ました。
春らしく白っぽい側にすれば
よかったかしら・・・
締め直す時間がないので、
これで行きました。


さて、昨日大須へ寄って、次回のお稽古予定の小鍛治の本を買いました。
浅田屋さんで、ちょっとおしゃべりをすると、
いい話といいお三味線の演奏を聴かせてもらえました。

おじちゃん曰く、“三味線(しゃむせんと聞こえます)は、四畳半の楽器”
今は舞台で大人数で弾くから甲高い音でびんびん響かせるけど、
本来は胴に貼った皮の部分でさわりをつける(響かせる)もの、
一人で弾くもの、なんだそうです。

だから糸倉のさわりもはずして、柔らかい音を楽しむといい。
1の糸はお腹に響く音、2の糸は優しい音、
3の糸は・・・えぇ~っとなんだったっけ、忘れちゃった(困惑)
昔(江戸時代?)は棹の上の方の浅い溝もなかったそうな。

音を聴いたら、風景が見えないといけない。
津軽三味線なら津軽の吹雪や雪国の悲しさ、
バイオリンなら(行ったことはないけど)ヨーロッパのお花畑が、
そういう景色が見えるような音を出すといい。

今日、家で三味線の練習をするとき、
おじちゃんが印を付けてくれた場所に駒を置きました。
先生にはここは真ん中過ぎて
音がぼんぼん言うから良くないと言われた場所です。
糸も棹に触らないように糸一本分ずらしました。

優しくバチを当てると、柔らかく響きます。
3本の糸と胴の皮が共鳴して優しい優しい響きです。
いつも弾く曲が艶っぽく響き、涙がこぼれます。

バチ使いが優しくなりました。
今日のお稽古で替え手の音が優しく出せました。
四畳半の音こそ私の目指す音かも・・・
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by yamamotoyk | 2007-04-18 18:18 | 着物 | Comments(10)
Commented by しんのすけ at 2007-04-18 21:36 x
私の大好きだった声楽の先生は・・楽器は女性のかたち・・といわれてましたよ。バイオリンは、西洋のナイスバディー。三味は華奢な日本女性。それをそうっと抱くよう、語り合うように、弾くのだそうです。
私はフルートを吹きますが・・現代は音量を求めるあまり、感覚がおかしくなってきています。懐古主義かもしれませんが、こだわりたいところ。
昨年,県美であった洋画の展示目録にもありました。西洋画に裸婦が多いのは、寝室用の絵画だったからで、それを美術館にずらりとすること自体おかしい。三味は四畳半のもの・・原点ですね
Commented by bananamama at 2007-04-18 23:44 x
こんにちは。
金比羅さん、歌舞伎の旅行のお話は楽しく拝見しました♪~
私も 同行した気分に浸りました。

お稽古のお着物姿、素敵です♪
「ピンク・赤は今や憧れの色・・・」と思い
敬遠しておりますが コーディネイト次第なのかしら?
今度 チャレンジしたくなりました★
Commented by 小判屋 圭祐 at 2007-04-18 23:49 x
初めまして、帯を自分で縫いたくて資料をさがしていたら、うまこさんの
HPへ・・・勝手に使わせて頂き何とか名古屋帯と二部式を作る事ができました。何とかなるわなんて仲間にいったので・・・お陰様でたすかりました。ありがとうございました。小判屋の独り言(楽天)と言うブログに載せてあります。以外に反応がありました。私は着物で日常暮しています。
うまこさんはお三味線を弾いておられるのですね、私は地唄舞を習っています。四歳から二十歳まで日本舞踊を習っていましたが、家業を継ぐ為五十八歳まで仕事に専念していました。やはり身体が動く間にと
長年の夢を求め地唄舞を始めました。又好きな歌舞伎や文楽を見ること
の楽しみも復活しました。金比羅歌舞伎も一度は見たいと思っています
若い頃三味線・筝・〆太鼓を習ったことがあり、懐かしくおもいました。
私は生まれも育ちも大阪です、うまこさんは大須といえば名古屋ですか
。此れを機会の又コメントさせて頂きます。よろしでしょうか?
Commented by uzuz at 2007-04-19 14:13 x
ご無沙汰しております。
赤のほうでも、桜も飛んでいますし、春らしくぱぁっと華やかで素敵ですよ。
金毘羅歌舞伎に行かれたんですね、羨ましいです。
以前から気になる催しでしたし、少し前にNHKのドキュメンタリー(再放送)で、中村吉右衛門、澤村藤十郎らによる金毘羅歌舞伎の復活を見て、益々行きたいなぁと思っていたのでした。
自然光を大切にしたい、窓の開閉で暗転したいとの希望に、青年団が窓際にスタンバイし、一斉に木戸を閉め、奮闘している様に、ついついテレビに惹きこまれました。
若かりし日の吉右衛門の、歌舞伎・演出にかける思いが、地元の人々の復活にかける思いがひしひしと伝わってきました。
いつか観にいきたいと思います。
Commented by yamamotoyk at 2007-04-19 21:39
はい、しんのすけさん、こんにちは。
時代が変わると、それにつれて色々なことが変わっていくのは
仕方のない部分もありますね。
だからといって、世の中と一緒に全て変わるべき、
ということもないので、その辺り、理解しつつも、
自分の心の声にしたがった行動を取れるだけの
ゆとりを持った暮らしがしていきたいな、
と密かに思っています。
Commented by yamamotoyk at 2007-04-19 21:40
はい、bananamamaさん、ありがとうございます。
洋服では気にせず使う赤や朱。
周りの色も変わっていく世の中ですから、
うまく使えば、元気の出る色ではないかと思っています。
Commented by yamamotoyk at 2007-04-19 21:48
小判屋 圭祐さん、ようこそ、はじめまして。
どうぞ、どんどん、おいでなすって書き込んでください。
いつでも歓迎です。
帯の作り方、お役に立てたようで、よかったです。
素人なので、あくまで簡単にと言うことでやっています。
さて、三味線はほんの駆け出しです。
やっと3年目に入ったところですから。
お察しのとおり名古屋に住んでいます。
大阪とは比較的近いですね。
これからもよろしくお願いいたします。
Commented by yamamotoyk at 2007-04-19 21:55
はい、uzuzuさん、ありがとうございます。
金比羅さん、本当によかったです。
まだまだ歌舞伎素人の私で、しかも後ろの方の席でしたが、
歌舞伎も、金丸座も両方堪能できました。
障子が一枚ずつ暗くなっていくのに気づいたので、
暗転の場面を経験できて感激でした。
(友人は気づかなかったんです)
Commented by きママ at 2007-04-19 21:57 x
ほ~すばらしい出会いですねえ。
わたしもそんな出会いがしたいですわ。
いい人に出会うには、まずは自分をレベルアップしないとだめなんですよね。がんばらねば。(でもしかめっつらでがんばるのはよくないのですって。笑いながらがんばらなきゃなのですわ。)
Commented by yamamotoyk at 2007-04-20 17:04
はい、きママさん、ありがとうございます。
きっとね、これは偶然じゃぁないんですよ。
大須の街を知って以来、この三味線屋さんが
気になって気になって仕方なかったんです。
いつか、ここへ来たいといつも思ってましたから。
いい出会いのためには自分のレベルアップとともに、
心の内の声に素直になることも。
あ、それも訓練かな。
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