三味線の会と着物

今日もまた今池のガスホールで三味線の会です。
よその流派のおさらい会で無料なので行きます。
それに私たちに唄を時々教えに来てくださる先生が
タテ三味線を弾かれるというので、
やはりその時間に間に合うように行きます。

その会の主宰のお師匠さまが上調子を弾かれます。
三味線を一生懸命見ていたら、
そのお師匠さまがバチ先を左手でさっと拭きます。
ん??バチに何かついた?
しばらくするとくるりとバチを裏返します。
ん??
さらに曲の終わり頃突然バチで頭をかきました。
えぇ~っ!?
あのお師匠さま、相当厳しいお方のように見えるのに・・・
頭がかゆいからってバチで頭をかきますか?

でも、次の瞬間、んなバカな、と思い、
そうか、午前中からずっと三味線を弾いていたので、
ひょっとしたらバチがきいきい言い出したのかも。
それで、さっと拭いてからバチを返したけれど、
まだキイキイ言うので、最後に髪の脂を付けたのね。
そういえば、私達のお師匠さんにバチがキイキイ言う時
どうしたらいいか聞いたら、とっさの時は頭の脂を付けると
言われたような気がします。
すごい物を見てしまいましたね。

さて、私たちの唄の先生は
正直言って三味線はものすごく上手というわけでも・・・
それが曲は難曲と言われる秋の色種です。
細かくて複雑な合方の音が微妙に早くなったり遅くなったりするのにも
全く動ぜずそのお師匠様は実にうまく上調子を合わせていかれます。
はぁ~、あんな風に替え手や上調子が弾けたらすご~いな。
私の一つの目標ではあります。

そして、お弟子さん方も、うまい方もそれなりの方も
皆きち~んと前を向いたまま、全く動じません。
少々手がもつれても何の表情にも出ません。
見習わねば。(こちらの方がむつかしいかも・・・)

今日はなかなか忙しく、ほんの数曲しか見ていられませんでしたが、
なにかと得るところの多い会でした。
何時になっても人様の様子を見るのは勉強になります。
良い物を見るのは何事も勉強になりますが、
そうでない物でもそれなりにやはり得るところは多いようです。

今日の着物。雨だったので、着物はウール、
帯は綿バティック、履き物は雨草履。
一旦はこの着物に昨日の帯を合わせましたが、(写真は撮らずに)
雨が降ってきたので、帯だけ替えました。
c0021551_22194352.jpg

初めての組み合わせでしたが、おとなしくていいかも。
ただ、ちょっと色が単調で淋しいかな。
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by yamamotoyk | 2007-04-22 22:30 | 三味線 | Comments(0)
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