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若草着物完成!

できました♪~
若草着物完成!_c0021551_1742683.jpg

色は正面向きの方に近いです。
今回も悪戦苦闘でした。
でも、心に迷いが無い分、常に前向きに突き進んじゃいました。

その1
前回と違った本で始めた結果、裁断の寸法が間違って
袖丈以外短くなってしまったこと。
数字に弱いので、変だな、と思わないのが間違いのもとです。

しんのすけさんがあの本が難しいと言われたのが気になって
前の本を探した結果、寸法の間違いに気が付いたのでした。
しんのすけさんに感謝です。ありがとうございました。

その2
虫食いが一ヶ所あることは判っていたのですが、
その場所があとになって肩の所に来たことが判明。
穴が大きくなっても困るし、小さな穴だけど下着が見えて
穴が判ると困るので、
共布で肩当てを作ることにした。
肩当てはいつもと違う方の本に出ていたので、
これはけがの功名。
寸法が短かったおかげで肩当て分の共布があった。
これもけがの功名。
ただし、ちゃんと注意すれば穴の位置を調節することも出来たはずだけど。
おまけに肩当てが硬いので肩が突っ張っている。

その3
衿の長さも短かったので、掛け衿はやめて
余分の布を縫い込んで見せかけの掛け衿にしたので、
衿の一部がごろついている。

その4
丈が短いのは前回の失敗で学んだように
うしろの揚げを省略することで乗り切りました。
ということは、揚げって必要ないって事?

以上の他にも襟付けがまだ下手でなんとなくかっこうわるい。
前回とちょっと寸法を変えたので何となくおかしいのだけど、
もうちょっと研究が必要です。
今回は衿肩あきを少し狭めにして繰りこしを多めにしてみた。
あまり違いはわからないけど、着ていると違ってくるかもです。
by yamamotoyk | 2007-05-11 17:23 | 和装製作 | Comments(10)
Commented by ぶり at 2007-05-11 22:49 x
わぉ、2着目(3着目?)、完成。 良い色ですね♪
人から譲り受けた着物、後ろ身頃の内揚げないものがあります。 重めの綸子なので、軽くする為と想像していたのですが、この記事を読んで、端裂れをとるためだったのかも、と思いました。
Commented by とんぼ at 2007-05-11 23:24 x
私の聞いた話ですが、内あげは「リサイクル用予備布」、たとえば小紋だと、裾が擦り切れてきたら内あげのところで切って、上下を入れ替えると、きれいなところが裾にいく…と。絵羽柄は上下にひっくり返せないので、できませんけどね。とにかくハギレにしてしまわないで、なんでも中に縫いこんでおけば、あとで使える…というためだと呉服屋さんも言ってました。私はチビですから、丈の長い反物だとかなり縫いこむ?ので、それを減らして「前掛け分」とか「草履とバッグ分」と多めに裁ち残してもらってました。
Commented by yamamotoyk at 2007-05-12 17:56
はい、ぶりさん、無謀にも去年の夏
三味線の発表会に着るために友人に仕立ててあげたので、
これが3枚目。自分の着物としては2枚目ということです。
http://umacco3.exblog.jp/4454454/
http://umacco3.exblog.jp/3455131/
2枚目の時は邪念がないせいか
あまり悩まなかったんですけどね。
自分の物となると欲が出たり、
反対に手抜きになったりするんですね。
Commented by yamamotoyk at 2007-05-12 18:01
はい、とんぼさん、やはり“備蓄”なんですね。
男物は前にも揚げがありますもんね。
女物は前に揚げを取ると
お端折がモコモコになるからダメなんですね。
今回は作る前に備蓄を使っちゃったわけですね。
そのかわり、衿は掛け衿を縫い込んだので
そこに備蓄がありますけど(^^;)
Commented by 桜子 at 2007-05-13 07:46 x
うまこさん、スゴイスゴイ!!また着物作ったんですねえ!!
いつの間に・・・。しかも三作目になるんですね。
ミシンでだーーーっは大の得意なんですけど、ちくちく手縫い
不得意な私としてはただただ感心するばかりですよ。
実は和裁の本も持っているのですが、どうも・・・無理みたい。
でもいつかぜひトライしてみます!

ところで、うまこさんにお願い。
大好きなうまこさんのブログ、リンクさせていただいて
よろしいでしょうか?
Commented by のんこ at 2007-05-13 19:05 x
こんにちは。いつも拝見しています。エアー地下足袋はすごいなぁ と思いました。「揚げ」って くりこし のことでしょうか?今 単衣と浴衣を縫っているのですが 本によっては単衣ではくりこしを記載しているし、浴衣の本にはないし あってもなくても影響ないってことなのかしら? すみません、初心者の質問で・・・。^^;
Commented by yamamotoyk at 2007-05-13 21:40
はい桜子さんこんにちは。
でも、着物を作ろうと思ってから苦節10年です(苦笑)
でも、昔はみんながやっていたことなので、
その気さえあれば、きっと出来ますよ。
ただ焦るとダメみたいですね。
はい、リンクありがとうございます。
どうぞ、お願いいたします。
Commented by yamamotoyk at 2007-05-13 21:51
はい、のんこさんも頑張っていらっしゃるんですね。
私の本では内あげは繰りこしあげと書いてあります。
あげというのは2cmほどつまんで縫って短くすることですね。
で、繰りこしというのは肩山から衿が後ろに行くことですが、
後ろ身頃のあげの寸法がたまたま繰りこしと同じ
つまり、後ろ身頃でつまんで短くした分、衿が後ろに行く、
って感じなのかと思います。
繰りこしが多いと衿が後ろに行って
衿がたくさん抜ける。(背中がたくさん見える)
という訳です。
(表現がややこしいけど判るでしょうか?)

なので、繰りこしと繰りこしあげは違います。
のんこさんの書かれたくりこしが繰りこしあげでしたら、
私の失敗通り、あげは無くても影響ないですね(^^;)
Commented by しんのすけ at 2007-05-14 20:55 x
虫食いの補修ですけれど、大塚屋でニット生地用のひざ当てだかを売ってます。それを丸く切って、あいだに共布をちょっぴり挟んでアイロンすればばっちりです。冬に着ていたウールは、穴が8個あって、全部その手でやりました。伸縮するパッチでないと、着付けたとき表に響く気がします。
Commented by yamamotoyk at 2007-05-14 22:10
はい、しんのすけさん、ありがとうございます。
なるほどこれなら下手な針仕事を心配することもなく
放置して端がほつれてくる心配もないですね。
早速探してみます。
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