さて、今日は同窓会当日です。
昨夜はDVD(ワールドトレードセンター、9・11で救助されるお話)を 見ながらほぼ完成と言うところまで行って、よっしゃ、あと少し・・・ と思ったら、何かおかしい。 ゆっくり考えると袖付けの方法を勘違いしていること発見! そうか、だから前回の若草ウールの袖付けも なんだかおかしかったのね・・・ (>_<) という訳で、それから付けた袖を解いて・・・ 今朝からふたたび袖付け開始。 と言いつつまた縫うところを間違えたり、 やっと午前中に完成しました。 これは背中側から撮った写真ですが、よく透けまてすね~ 今回はさすがにちょっと慣れてきたので、色々工夫をしました。 まず、繰りこし。 これは着る時に衿をたくさん抜くとどうも袖の形に影響したり うまく抜けなかったりするので思い切って4cmにした事です。 前回の若草ウールは3cmでちょっと手応えを感じたので4cmに挑戦。 次は衿の寸法です。 同じ小千谷縮みでもいつもの所に頼む時はバチ衿にしますが 購入した呉服屋さんで頼んだ時には広衿になっていて、 広衿は夏には暑いと思っていたのですが 広衿の方が衿の形がきれいに決まるのです。 それは小千谷縮みは薄いので 衿がよれよれして貧弱に見えることと 広衿の方がもちろん幅が広くて形が良いことです。 さて、広衿は巾が倍あるはずだから5.5x2=11cmかな。 だから、2つ折りにするなら倍の22cmは必要。 で、掛け衿のところで2/3に折って着るので、 そこが7cmくらいになるはず。 今着ている広衿の小千谷を調べてみると 8cmほどに折って着ているようです。 という訳で、小千谷縮みは巾が広く作ってあるので 衿を広くとるだけの巾があるはずです。 そこで、おくみと衿を切り離す時におくみの巾をぎりぎりにして 22cmの衿ができる巾に裁断しました。 衿肩あきの間の衿の巾は通常の5.5cmで、 そこから掛け衿のところで8cmになるように広くしました。 そして衿の先まで自然に広げました。 もう一点はいつもの事ですが 衿肩あきの切り込みを0.5cmずつ少なくすること。 それは首の巾が狭いからですが、 仕立て屋金さんにむかし言われたことをずっと実践しています。 具体的な数字は言われなかったので毎回とりあえずこの寸法です。 さあ、夕方着ますが、それらの点がどうかな。 あれ?今畳んでいて気づきました。 衿先のしつけ糸が裏ではなくて表に縫い目が出ています。 あっちゃ~!裏表間違えてる・・・あとで縫い直さなきゃ(>_<)
by yamamotoyk
| 2007-08-04 11:13
| 和装製作
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Comments(4)
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メイ
at 2007-08-04 21:10
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す、すごい。仕立て屋さんのような細やかさ・・・。ソンケイです。
私も早く単衣が縫えるようになりたいです。 裏表を間違えたり、私もちょこっとちくちくする時などよくやります。 他の方もされると知ってちょっと安心しましたー^ ^。
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長岡
at 2007-08-05 07:28
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完成おめでとうございます すばやい仕上がりでしたね
うまこさんに感化されて、ワタシも小千谷、縫おうかなぁと思案中(笑) 糸、絡みますか? ワタシもファインのカードですが、そのせいかな? 若い頃洋裁のときはこんなに絡まなかったのに・・と気になってはいたんですが、 きっと年のせいで指先も硬く、不器用になっているんだな、と思っていました そういえば洋裁のときは手縫い部分は少ないからミシン糸で間に合わせていました 手縫い糸とミシン糸は、よりが逆なのでいいんかな~~と思いつつ、自分のものだからまあいいか、と(^^ゞ
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yamamotoyk at 2007-08-05 16:30
はい、メイさん、まだまだ結構苦労しています。
本の説明書と格闘中です。 縫い間違えもしょっちゅうなので ミシン縫いすると、ほどくのに手間がかかるので、 結局手縫いの方が楽だという訳なんですよ・・・ まとまった時間と場所さえあれば、 単衣はちまちま行けばできるもんです。 昔の女性はほとんど全員やっていた訳なのだから 着物用の反物であれば、 すごく難しかったりすごく器用である必要はない構造になっています。 自分サイズの着物がほしいという欲(笑)さえあれば きっと作れると思います。
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yamamotoyk at 2007-08-05 16:37
はい、長岡さんさりがとうございます。
小千谷縮みは筋がつきやすいので、ウールよりその点が楽でした。 アイロンをかけるとなんだかまっすぐに伸びてしまうので 指と爪で折り目を付けるというちょんぼをしました。 糸をすぐからませてしまう私には珍しく シャッペンの手縫い糸は絡まなかったので 次回からはシャッペンの手縫い糸を使おうと思ったのですが 次の色も買ってしまった・・・・どうしようかしら。 下手の長糸にならぬよう、ていねいに縫いましょうか。 ミシン糸は絡む絡まないより 縫っているうちにだんだん撚りがとれてきてしまうので やはり手縫いは手縫い糸が使いよいです。
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