今日はお稽古のあと一旦家に帰りお風呂と夕食の準備をしてから
雅楽鑑賞をしてきました。 フラッシュによる撮影禁止云々ということで、演奏中は遠慮しましたが、 曲の間の幻想的な雰囲気だけでも、とフラッシュ無しで撮ってきました 2時間の間、最初のプログラムは管弦(音楽だけ)。 名前はよく聞く、迦陵頻(かりょうびん) あ、お正月などの神社の雰囲気ですね! でも、お琴や琵琶も入って神聖な気分になります。 (あまりにリラックスして眠くなったかも) 2番目は舞曲、狛桙(こまぼこ) 楽器が上の写真のように後ろに下がって 4人の舞人(男性)が出てきて、はじめはゆ~っくり、次第に早く舞います。 長い棒が船頭さんを表しているらしいけど衣装は乗馬の衣装だとか。 平安貴族の気分になりますが、 笛と太鼓がゆっくりとした盆踊りも想起させます。 振りがナンバだ~とと感心して見るのは本の読み過ぎ? 3番目は春庭花(しゅんでいか) これは笙(しょう)の数が多いのでとてもお正月な気分です。 舞人は同じく4人の男性。太刀を付けて、しゃくを背にさし 冠にかざし(花?)を付けた優美な衣装です。 ここで休憩になったので夕食に間に合うよう帰りました。 なので還城楽(げんじょうらく)は見ませんでした。 でも、蛇が関係した舞楽らしいので、 このプログラムのような衣装かしら? 芸創センターの客席はほぼ満員! 関係者が多いという事かしら?神社関係? 実際は仏教関係らしいですね。 この観客の多さに驚くとともに、 現代日本のすばらしさに思い至りました。 なぜって、この雅楽って平安時代から伝わるものでしょ? 1200年以上前のものが博物館ではないところで生きている。 神社に行けば一般人もその一端に触れているわけで 全く知らないものでは無いんですから! 能や狂言は室町時代、歌舞伎は江戸時代。 民謡や太鼓、お囃子、盆踊りなども古くからのものだし。 クラシック洋楽は明治以降入ってきたもの。 ぜ~んぶ博物館じゃない所にあって、 有料、無料で接することが出来る現代日本って、 な~んてステキなんでしょう!
by yamamotoyk
| 2007-10-10 21:00
| 外出
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