縮緬の鮮やかな桜柄の布がありました。
古そうな物ですがあまりしぼは目立ちません。 布の形から、羽織の身頃かと思われます。 長さの半分ほどが狭く断ち切られているからです。 それにしてもなんときれいな羽織だったことでしょう。 ずいぶん着られたようです。 ひょっとしたら羽織になる前に着物だったかも知れません。 肩の辺りが薄くなっていて、裏から継ぎが当たっていたり スダレのようになっている箇所もあります。 でも、充分な長さがあるので、帯になりました。 洗うとさっぱりするかと思ったのですが、 色落ちしたり、布がさらに弱ると困るので、 そのまましっかりした黒い帯に縫いつけました。 しっかりして巾の広い箇所はお太鼓に。 幅の狭いところは半幅部分に。 弱っている箇所は一巻き目、 つまり外から見えないところになりました。 裏は紫のタイ製ヘンプ布を縫いつけました。 桜布を縫いつけた方は冬向きの黒繻子地の面。 夏向きのヘンプ布は夏向きの絽地の面に縫いつけたので、 春先から真夏まで使えます。
by yamamotoyk
| 2007-10-28 23:25
| 和装製作
|
Comments(10)
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しんのすけ
at 2007-10-29 02:04
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帯そのままに上から縫いつけた・・ということでしょうか?そうすればしっかりしますね!うまこさんは逆巻きも平気ですか?私はどうも苦手で・・なかなか両面を活用できないんです。
でも、きれいですね。こんなのほしいなぁ
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まぜごはん
at 2007-10-29 14:18
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bananamama
at 2007-10-29 17:56
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○塚屋さんへ ブラリ~寄ってみました。
たくさんの生地をみているとソーイング意欲が沸きますね~ 気がつけば、合計11M生地をセレクト~★ 「できるかしら?(~_~;)」 バッティック系の生地は、次回のお楽しみ~としました♪ モクモクと頑張ってみます!
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ぶる
at 2007-10-29 20:13
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いやん!素敵!私も同じ古布持ってる。
心揺らぐ~~~。
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yamamotoyk at 2007-10-29 21:50
はい、しんのすけさん、不織布の帯芯入りで、
軽いけど、かなりバン!とした帯です。 薄い布なのでこれくらいしっかりした帯に 直接縫いつければ扱いやすく、安心です。 この帯は模様に上下がないし、 松葉仕立ての名古屋帯を両面仕立てにしたので 縫い目も上下にあって、どちらが上でもいいので 逆巻きにしなくても両面使えます。 それに私は前で結ぶので あまり左右考えなくても大丈夫です。
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yamamotoyk at 2007-10-29 22:06
はい、まぜごはんさん、
新しい時はもっと鮮やかだったでしょうから ほ~んとに派手で華やかだったことでしょうね。 ちょっとほの暗いような部屋で このような華やかな色がある面積を占めていたことを思うと・・・・ (でも、やっぱり昔には返りたくありません)
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yamamotoyk at 2007-10-29 22:14
はい、bananamamaさん
楽しみがたくさん出来ましたね~♪ 当分楽しめますね。 バティック系の布はショッピングモール (イオンとかオアシスとか大須とか)の エスニックショップにもいい物がありますよ。
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yamamotoyk at 2007-10-29 22:16
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ぽんご
at 2007-10-31 16:34
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yamamotoyk at 2007-10-31 21:06
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