さあ、今日のお稽古もできたてのウールを着ましたよ。
帯はインド絣の木綿布です。染めではなく織物なんですね。 お天気が不安なので、羽織は止めて・・・でも、ちょっと寒いですね。 と言うことで、早くもマントの登場です。 さて、今日は唄の先生でした。 お稽古が始まる前にいろいろ”雑談”を聞きますが、 その中に色々ヒントがあったりします。 長唄ではお囃子が入ることがありますが、 その場合、三味線のスタートは お囃子を知らないと入るところが難しいけれど、 唄の場合はいつだって、 あほぇ ポン ポン と来たら唄い始めればいいとか。 この話では、あほぇ、が問題なのではなく、 へ~!お囃子のことまで知らないとダメなんだ・・・ などと、初めて思い知ったり。 唄はここで音をあげてとか、この音はここまで延ばして、 などと、細かいテクニィクが気になるのですが、 いつも、雰囲気を考えて、という話をされます。 たとえば ”聞けよ~” というフレーズでは、 ちゃんと聞きなさい、という感じで唄えとか。 実際、何々先生の唄は、本当に、 はい、聞きます、という気分になるんだそうです。 なるほど!とか思うのですが、 やっぱり、え~っと、延ばすのはここまで、だの、 ここでちょっと音を下げてとか・・・苦笑 声の質と言うことも言われます。 同じ高さの音でも、声の質が華やかと押さえた暗い感じ。 寒山拾得では押さえた感じ、荘厳な感じで。 同じせりふ ”花のほかには松ばかり” で始まる、 京鹿の子娘道成寺と紀州道成寺では 娘道成寺の方が明るく華やかな声を出すとか。 でも・・・・できない・・様な気がする、そんなこと・・・・ いえいえ、気持ちが大切、です。
by yamamotoyk
| 2007-11-28 23:06
| 着物
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