さて、今日桜の木に来ていた鳥の名前を知ろうと鳥の本を開くと
ホトトギスの項目にテッペンカケタカと鳴く、と書いてあるのを見つけてしまいました。 カケタカ! ホトトギスが初音かけたかというのは次の羽衣を松に掛けるという 掛詞ですが、実はホトトギスの鳴き声でもあったんですね! う~ん、深い! さらに自分の書いたひらがなの言葉を読み返すと 松は天女の・・・・違う違う 待つは天女の戯れを・・・、ですよ・・・・ね、期待しているわけですよ♪~ そして浮世絵の橋と傾斜でを検索していて、 広重の描いた喜鶴堂東都名所御茶之水之図の解説に 当時の人々にはここの崖がひどく急でとくに駿河の台が迫っているという イメージがあった、というのです。 なるほど、これで、 台の余勢のいや高くという言葉に実感がこもってきました。 当時の人にとって暗黙の了解とか、固定イメージが 歌詞の下敷きになっているんですね。
by yamamotoyk
| 2008-03-30 22:50
| 三味線
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Comments(5)
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ぶり
at 2008-03-31 22:32
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なるほど! 浮世絵の御茶の水を見て、「台の余勢のいや高く」に納得!
地下鉄丸の内線御茶ノ水駅からの風景はこんな感じ。 当時と同じような景色なのですね♪
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yamamotoyk at 2008-03-31 23:14
はい、ぶりさん、ありがとうございます。
さらに言えば、駿河台は駿河のご家来衆のお屋敷があった所なので 徳川家に配慮していや高く、となったか、とも思ったのですが、 どちらの岸がより高いか(ひょっとして反対側?) よくわからなかったので、結局書きませんでした。
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おかぴ
at 2008-04-01 11:20
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Ⅲの「墨だけすって・・」。いいですね〜。袂に入れたまま、とか。
日本橋初期はお太鼓橋だったようです(いいはる奴)というより つるつるしたひっかかりのない勾配が苦手で。勝手に想像添えてしまってすみませんでした。 日本橋の変遷↓ http://www.token.or.jp/magazine/g200001.html
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at 2008-04-01 11:22
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ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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yamamotoyk at 2008-04-01 22:12
はい、おかぴさん、私ちょっと間違いました。
矢立の墨は筆に含ませるだけで、すらなくても良いんでした。 書くのを止めて元の矢立に戻すだけかも・・・・ 日本橋の歴史、興味深く読ませていただきました。 ありがとうございました。 確かに日本式の木造橋は弓なりになっていますね。 雨降り下駄履きはじっと足もと見つめて歩かねば・・・ 転ばないで歩いてください。 真ん中まで行ったら見上げて、富士山見なくちゃね。 椿のサイトも膨大な数の椿の写真ですね! 椿は本当に種類が多くて(しかも整理されていない) それでもまだ名前がないものがあるんですね。 うちのチビ椿とよく似た名無し椿があって なんだか拍子抜けしました。
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