さて、新しい鼻緒の草履を早速履きました。
職場の新人歓迎会です。 しか~し・・・・ 履いてすぐに片方の草履の鼻緒が早速またゆるんでしまいました。 あ~あ。でも、もう出発してしまいましたし、 もう遅刻しそうです。 せめてゆるい方を右足に履いて続行です。 なぜ右足かというと、私は右利きなので 足はその反対の左足が軸足で左の鼻緒がゆるくては きちんと歩けないからです。 右足は引きずられて歩くことも可能なのです。 ま、右足は草履を持って歩いている感じ。 地面を強く蹴っていないというわけ。 ともかく、こんなことは危険なので、草履はまた要修理です。 さて、これがゆるんだ方の草履です。 実はこちらは最初からゆるんでいた方で ここに乗っている釘で留めてありました。 つまりなぜかこれを修理しようとした人は 最初に止めてあったU字釘というかちゃんとした釘を使わず 普通の釘で代用していたのです。 どこかになくしちゃった訳? 今回使ったのはゴム張り下駄から取りました。 さらにその部分の蓋を開けてみると・・・ 草履の鼻緒替えをなさった方ならわかると思いますが 部品が一つ欠けています。わかりますか? このままでも何とかなるかと前回これで完成させてしまったのですが やはりダメだったということです。 しかしその部品・・・失われてしまっていてありません。 ここで反省。前回の修理のあと古い草履を捨ててしまっていたのです。 あの古い草履がそのままあれば、部品を調達することもできたのです。 これだから古い物、例え使えなくても部品調達のために 簡単に捨てるわけにはいかないんですよね。(困ったもんだ) 色々考えていたのですが、 ふと目の前にカーテンのフックを廃物利用した物掛けが目に留まりました。 あら、これいいじゃない? 硬い針金というか鋼線というか・・・ ちょっと切り取って・・・(硬くて大変だったけど) これがその部品を使ったあと。 わかりますか? 鼻緒の前坪のひもが引っ張られて抜け落ちない(ゆるまないように) 支えている金属棒です。 これを挟んでしっかり紐を縛りました。 たぶんこれで大丈夫。多少ゆるくなることはあるでしょうが、 ずるずると抜け出ることはもう無いはずです。 この鋼線がこんなに重要とは思いませんでした。 下駄には使ってないし・・・ それにしてもカーテンフックとは良い物がありました。 先月、風呂場のカビカビカーテンをサビたフックごとごっそり捨てたっけ。 あのフックも・・・・1~2個残しておけば・・・・
by yamamotoyk
| 2008-04-13 22:51
| 和装製作
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Comments(2)
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長岡
at 2008-04-14 08:12
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私も、最初はこれ知りませんでした 大きな結び目を作って、それだけのものも結構ありますものね
でも、この仕組みを知ってからはやはり結び目だけでは怖くて怖くて(笑) 私は、この金具が付いていないときは、ストッパーに小さなワッシャーを使い、そこに鼻緒のひもを通しています
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yamamotoyk at 2008-04-14 22:12
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