今日のお稽古

今日は途中の休憩の時に
お師匠さんが今度演奏される熊野(ゆや)のお話をされました。
ゆやというのは女性の名前です。
熊野権現にお祈りして授かった子なので
熊野と書いてゆやと読むのだそうです。

そのゆやが今の静岡県磐田市の辺りに住んでいて(今も墓がある)
そこへ来た平家の武士、平宗盛に見初められ京に上る。
折しも桜の季節、清水寺のさくらを愛でる宴があるが、
ふるさとに残るゆやの母の病が重いとの知らせが入る。
しかし宗盛は帰国を許さない。
しかし、散る桜を見てゆやが歌を詠み
その歌を聞き哀れと思った宗盛が帰国の許しを出す、
という話。

あらすじは短いが、その話の解釈が学者により色々なされていること、
宗盛の性格、ゆやの立場、
宴に固執した宗盛の隠された心境、
などなど興味深い話を伺った。
そして、三味線の短い合いの手が
実は手紙の巻物をくるくると開くとか、閉じて返すなどの
動作をあらわしているとか、聞き所を色々おそわった。
う~ん、なるほど・・・ふか~い。
古典ものは深読みすればするほど面白いかも・・・・
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by yamamotoyk | 2008-06-11 19:56 | 三味線 | Comments(0)
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