土日、異常な暑さでしたが、また元に戻りました。
寒い寒いと言いながらも、あまり寒くない気がするのはなぜ? ![]() 半襟に合わせて選んだのがサマーウール・・・・たまたまですが。 このところ出番の多い、絞りの羽織を着てショールをすれば大丈夫。 お正月は過ぎましたが、梅の季節ということで また梅の帯です。 きょうの三味線は前に進みませんでした。 そんなにどんどん進んでもねぇ~ 勧進帳だから、弾ける弾けないの差が広がり過ぎちゃいますよ。 どうせ弾ける人は最初から弾ける人なんですからね、 うちの教室の場合。 暇さえあれば、瀧流しをシャラシャラ弾いてる人もいるし。 何となく節を聞き知ってる人も多いし。 まだ新しい人は、次はまだ誰もやったことがない曲をしたい、 と言ってたそうだけど・・・・・多分そんな曲無い。 例えあっても、その人が期待するように進み方が遅いとか、 自分もハンディなしで一緒にできる、とかいうことはないんですよね、 長唄のバヤイ・・・・・ だって、長い人は(多分)70年以上のキャリアがあるんですよ! どうあがいたってその人に近づくことは出来ません。 大抵の曲は知っているし、 (名取りさんではないんですが)プロ並みに(特に唄が)巧いし、 長唄は三味線も唄も似たような節回しや手があちこちに出てくるので 長唄である限り、どんな新曲でもどこか似たところがあります。 それに譜を見て弾く反射神経もあるので、 ほいほいと弾くだけなら、すぐ出来ちゃいますからね。 聞いていて弾けてると思っても、 それは譜をなぞっているだけで、 本当の意味で弾けてるわけじゃないから そんなにビビること無いんですよ・・・・・ 三味線は、ただ曲が弾けるというだけでなく 正しい音が出せるとか、いい音で弾けるとか、暗譜で弾けるとか、 もっと言えば、見かけよく弾けるとか、 唄い手さんをうまく唄わせるように弾けるとか、 みんなでうまく揃って弾ける(ように掛け声をかける)とか、 替え手、上調子をうまくあわせられるとか、 最高の目標は、聞かせるように弾けることですかね。 だからやることは山のようにあります。 当分飽きている暇はないですから、新入りさん、そんなに焦らないの。 趣味の世界だから、自分にあったことやればいいし、 他人と競争することじゃないし、 (それがたまにいるんですよ、負けて悔しくてやめちゃう人が) 皆が皆、先に進もうと思っているわけじゃないんですけどね。 どんどん新しい曲を覚えたい人も中にはいるわねぇ~ (はい、約1名いることは知ってますですよ・・・・not me) ■
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by yamamotoyk
| 2009-02-18 18:40
| 着物
|
Comments(4)
![]()
本当にカルチャーは、いろいろな人がいて大変ですよね。
教える先生も大変だし、習う人も大変、目的がいろいろですものね。社会性とか、協調性とかが必要ですよね。 でも個人では得られない良さもありますよね。 最近こういう相談をされませけれども、したたかに上手にみんなと付き合えばいいのではないのと言っています。 グループなので、自分勝手には行かないと思うのですけれども・・・ うまこさんはとっても活動的ですよね。 どうしてそのようなパワーがでるのですか?
うちは先生とのマンツーマンでお稽古だから、他の人と練習することは会の前くらいしかないんだけど。
長唄って唄い手が変わると微妙に間合いが変わったり、譜面に書かれていないちょっとした伸びやかな部分があったりと、本当に奥が深いです。長年バトントワラーだったあたしは、正確なテンポと歩幅で鍛え上げられてきたせいか、どうにもその余韻が掴みきれずに、良く先生から「ぼたんさんのお三味線はラジオ体操みたい」と笑われていたもんですが、最近になってようやく耳が”長唄仕様”になってきました。亀の歩みよりももっと鈍い上達っぷりですけど、息長く楽しんで行こうと思ってます。何時の日かうまこさんとコラボできるように夢見て♪
はい、胡蝶さん、ありがとうございます。
名古屋はまだ、長唄に関しては、 カルチャーも、個人の先生も多いので、 一カ所で、自分に雰囲気が合わないと思っても 教室を変えればまた違った雰囲気があるのでいいですね。 でも、そういうことも情報がないとわからないので、 相談する友人もなくて 不満をためてしまう人がいると残念ですね。 でも、それも含めて人生勉強なので・・・・ま、いいか。 ですかね。 私のパワーの秘密ですか? う・・・・・ん、マイペースの好奇心(欲張り心)? バランスの良い食事(十分なタンパク質)と 日頃の運動(自転車と歩くだけだけど・・・・)でしょうか。
はい、ぼたんさん、ありがとうございます。
そうなんですか、個人レッスンですか。 では、会が時々あるのはいいことですね。 やはり、長唄って、言わばオーケストラだから、 合わせることの楽しさは捨てがたいですからね。 正確なテンポと歩幅は三味線では、 ある意味基本なので、有力な武器になると思います。 つまり土台なので、その上にスピードテクニックが加われば、 これは正確なリズム感の無い人とは比べものにならないですよ。 唄はもちろん三味線よりずっと早くなったり遅くなったりしますが、 やはり根底には正確なリズムがあるので 利点になりこそすれ、欠点では決してないと思います。 ラジオ体操がバレーやオペラに進化すれば良いんだから。 機会があれば、また博多に行きますので そのときはよろしくお願いします。m(_ _)m
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