今日は親戚の一周忌。
昨年の葬儀では着るものがビミョウで洋装の喪服にした所です。 一周忌なら近い親戚だけなので、着物でもいいかな。 ということで、家族ではない親族の私は (もっと正確に言うと姻族だけど) こげ茶の色無地(縫いの一つ紋付)に一つ紋のついた羽織。 小物は黒。と言っても実は、 帯揚げはお嫁に持ってきた絞りなので白い鹿の子になっています。 色無地はお嫁に持ってきたときは白っぽいピンクでしたが あまりに色が薄くて、顔が黒く見えるのがいやで 着物に懲りだしたとき、真っ先に染め替えというか、 色抜きせずにこげ茶を上からかけてもらったもの。 だからなかなか深みのあるいい色になりました。 実は昨晩から、とても寒くなってきたので 今日は初袷、羽織も袷で、ちょうどいい気候でした。 と言っても午後からはやや気温も上がりましたが、 岐阜の川向こう、山一つ超えたところなのでとても快適でした。 ところで、襦袢が初卸の白うそつき(ポリ袖)(^^;) 今まで白の二部式うそつきがなくて、 持っていた白のポリ長じゅばん、胴だけ木綿というのが サイズが微妙で、不便でした。 今日もその気がなかったのでどうでもよかったのですが 半襟は金銀の刺繍半襟になってましたし・・・・ (ひょっとして前回はお宮参りだった?) これで、忙しい時もあたふたせずに済みますね。 白うそつきは喪服関係専用にしておけますね。 もし今日がまだ暑かったら、と、一応絽の羽織の紋の上に 先日手に入れた貼り紋を張っておいたのですが、 (さすがに親戚に他人の三つ紋を見せるわけにはいかないでしょう) 寒いくらいの気候になって、ちゃんとした袷の羽織を着られてよかったです。
by yamamotoyk
| 2012-10-13 23:50
| 着物
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Comments(4)
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buribushi at 2012-10-14 06:23
たちまち袷がしっくりする季節になったんですね。
無地、いい色に染まっています。私も薄いグリーン系の無地が唯一の改まって着られるものですが、焦げ茶に染め替えようか、もういいか(後期高齢者ゆえ)などと、思いがたゆたっています。
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bananamamajp
at 2012-10-14 08:29
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yamamotoyk at 2012-10-14 21:11
すばるさん、ありがとうございます。
薄いグリーンでしたら、そのまま上から焦げ茶をかけたら きっと深みのある良い色になるでしょうね。 あるいは、濃いグレーをかけて、 グリーンぽいグレーというのもステキでしょうね。 冠婚はともかく、葬祭は裾まである着物が暖かくて良いです。 といってもこればかりは好みの問題ですから、 一番楽しいと思われることをなさってください。
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yamamotoyk at 2012-10-14 21:16
bananamamaさんありがとうございます。
洋服の喪服もデザインもステキな物が多くなってきましたね。 染めのあつらえは、見本が小さい分、仕上がりの予想が難しいですね。 私は、染め替えはこれと、 色抜きして全く違った小紋にした2枚だけで、 元の着物の色があまりに薄い物だったので、 どちらも満足しています。
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