さて、舞台ネタです。
あいびきとは業界用語で正座椅子のことです。 私は三味線を弾く時にあいびきが欠かせません。 あいびき無しで三味線を弾き始めると途中から足が痺れて 三味線どころでは無くなってしまうからです。 舞台に上がる時、長唄では色々な小物を持って出ます。 唄の時は譜本、見台(譜面台)、扇子、 三味線の場合は、三味線、撥、滑り止めの布と 私の場合はこれにあいびきが加わるので、 結構なお荷物になります。 最初はあいびきに紐を付けて、持ちやすくしました。 次はあいびきをバッグに入れ、そのバッグに他の小物も入れるようにしました。 今回は東京行きになるので、全体の荷物もなんとかして減らしたいと考え、 あいびきの中に小物も入れてしまうことを考えました。 それをあいびきにして、中に小物を入れることを考えました。 そして、それを縦長の赤いバッグに入れました。 しかし、箱の上の広い面から物を出し入れして、 バッグは縦長なので 箱に小物を出し入れするのに いちいちバッグから箱を出す必要があって 使い勝手が良くありません。 それとややあいびきが高すぎます。 厚手の段ボールは細工が面倒だったので 作り直すのもおっくうです。 何か良い物が無いかと さんざん百均を探し回ったあげく見つけたのが、 細長いタイプの冷茶入れ(^_^;) 蓋をきちんと閉めると強度もあります。 三味線の撥は入りませんが、バッグに直接入れれば良いでしょう。 赤い色の布(古いTシャツ)も見つけたので 併せて細長袋を作りました。 さて、持ち運びの時は撥をこの袋に直接入れますが、 撥の角がとがっているのでやや不安です。 一応保護カバーもあるのですが、不安定。 と言うわけで、ついでに簡単な物を作りました。 さあ、次は全体の荷物の事を考えましょう。
by yamamotoyk
| 2015-05-26 23:16
| 三味線
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