人気ブログランキング | 話題のタグを見る

あいびき小物入れ

さて、舞台ネタです。

あいびきとは業界用語で正座椅子のことです。
私は三味線を弾く時にあいびきが欠かせません。
あいびき無しで三味線を弾き始めると途中から足が痺れて
三味線どころでは無くなってしまうからです。

舞台に上がる時、長唄では色々な小物を持って出ます。
唄の時は譜本、見台(譜面台)、扇子、
三味線の場合は、三味線、撥、滑り止めの布と
私の場合はこれにあいびきが加わるので、
結構なお荷物になります。

最初はあいびきに紐を付けて、持ちやすくしました。
次はあいびきをバッグに入れ、そのバッグに他の小物も入れるようにしました。
今回は東京行きになるので、全体の荷物もなんとかして減らしたいと考え、
あいびきの中に小物も入れてしまうことを考えました。
あいびき小物入れ_c0021551_22554637.jpg
最初は厚手の段ボールで箱を作って
それをあいびきにして、中に小物を入れることを考えました。
そして、それを縦長の赤いバッグに入れました。

しかし、箱の上の広い面から物を出し入れして、
バッグは縦長なので
箱に小物を出し入れするのに
いちいちバッグから箱を出す必要があって
使い勝手が良くありません。

それとややあいびきが高すぎます。
厚手の段ボールは細工が面倒だったので
作り直すのもおっくうです。

何か良い物が無いかと
さんざん百均を探し回ったあげく見つけたのが、
細長いタイプの冷茶入れ(^_^;)
蓋をきちんと閉めると強度もあります。
三味線の撥は入りませんが、バッグに直接入れれば良いでしょう。
あいびき小物入れ_c0021551_22555647.jpg
赤い色の布(古いTシャツ)も見つけたので
併せて細長袋を作りました。

あいびき小物入れ_c0021551_22560272.jpg
こんな感じ。A4サイズのクリアファイルも入るので便利です。

あいびき小物入れ_c0021551_22560795.jpg
持ち運びの時やあいびきとして使う時はこんな感じ

さて、持ち運びの時は撥をこの袋に直接入れますが、
撥の角がとがっているのでやや不安です。
一応保護カバーもあるのですが、不安定。

と言うわけで、ついでに簡単な物を作りました。
あいびき小物入れ_c0021551_22561371.jpg
スナップで外れ防止
あいびき小物入れ_c0021551_22561934.jpg
出すとこんな感じです。

さあ、次は全体の荷物の事を考えましょう。

by yamamotoyk | 2015-05-26 23:16 | 三味線 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 頂き物シリーズ⑤ ラッキョウ漬け >>