人気ブログランキング | 話題のタグを見る

国芳展

昨日、広重、豊国、国芳が当時の三大人気絵師と知ってから、
急に国芳展に行きたくなってきました。(クリック)
もともと行こうとは思っていたのですが、
出鼻をくじかれたり、
今ひとつ元気が出なかったり・・・

それで、朝から決心して、午前中から出かけることに。
お弁当持って、お茶当番のお菓子も持って
お仲間さんの一人に渡す物も持って・・・
なかなかの大荷物。
松坂屋美術館の入り口にはコインロッカー(百円戻る式)が
あって、ちょっと感謝。
国芳展_c0021551_18202661.jpg
さて、以前、はごろもさんから、
なかなか数があって見ごたえがあると聞いていたので、
なるべく時間を取って早く行ったつもりでしたが、
諸事情により遅れたし、
本当に数が多く、説明を読んだり、
じっくり近寄って見たりしていたら・・・
(浮世絵版画の正しい見方?)
あらら・・・時間が・・・・
180枚くらいあったわけですから。
時々子供向けのふりがな付のわかりやすい説明もあるので
思わずじっくり見てしまったり・・・

でもなぜか、一番気に入ったのは・・・・
当時人気が無かったという
東都名所てっぽうず(鉄砲州)
国芳展_c0021551_18293305.jpg
絵はがきないかな、と思ったのですが、
あるわけないよね (^^;)
だから、画像をネットから頂いちゃいました m(_ _)m

全然、国芳らしからぬ絵ですが・・・
釣り人の姿が得も言われずリアルでしみじみとイイ。
岩場なども川瀬巴水とか小林清親などの明治の木版画を
彷彿とさせます。

国芳と聞いても今ひとつ元気が出なかったのは
国芳より月岡芳年に惹かれるからかも。
国芳を楽しむためには、
もう少し若さと元気が要るのかも。
国芳もあの装飾過剰の武者絵は若い頃ので、
次第にあっさり系に移って行きましたからね。
え、芳年だって装飾過剰でおまけにエログロだって?
ま、そうとも言えますが・・・
芳年のあっさりすっきり武者絵が好き☆
芳年展が来たら行きたいです。

by yamamotoyk | 2015-11-11 18:55 | 外出 | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード
<< 浮世絵見に行くの・・・ 双筆五十三次 >>