対丈着物

猛暑ではありますが、
天気はいいので
今のうちに着ていた着物を順に洗っていこうと思います。
干し場の関係で
丈の短い着物と普通の丈の着物、
それぞれ1枚ずつしか干すことが出来ません。

今日は長襦袢と先日着た着物を洗い、
夕方には
対丈着物とも言う一枚の着物を洗いました。

干してある対丈着物をふと見ると
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襟がきれいに抜けていますね。
教科書に書いてある繰り越しより多く取っているからです。
(5分→一寸または2cm→4cm)

襟を抜いて着る、と言う着方がありますが、
そういう着方は後ろ身頃を後ろに引いて着ることになりますが、
その際、裾に影響しない様にお端折りで調節することが出来ます。
ところが対丈の着物ではお端折りがないので
それが出来ません。
さもなくば、後ろの裾が下がってしまいます。

襟を後ろに引かないで着れば、
繰り越しが少ない場合、
襟を抜かない着方になりますが、
いかにも対丈の着物を着ています、と言う印象になります。

着物を後ろに引かずに着て
襟を抜いている様に見せるためには
繰り越しを多くすれば良いんですよね。

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こちらが繰り越し揚げの部分です。
濃い部分と薄い部分があります。
濃い部分は前と後ろの揚げが重なって見える部分。
薄部分は後ろの揚げの部分。
丈の長い着物(でもお端折り分はない)を
着丈に合わせるために前身頃を縫い上げました。
後ろ身頃は前身頃と同じ寸法+繰り越し分を
縫い上げました。

なんちゃってお端折りをあらかじめ縫っておく場合でも、
対丈着物と同じなので
なんちゃってお端折りを作る時に、
後ろの方を多くたたんで縫っておくか、
同じ長さのなんちゃってお端折りを縫うなら
繰り越しを多くなる様に仕立てれば
楽に着られてしかも襟を抜いて着ている様に見えます。
とは言え、繰り越し揚げを増やすには
袖付けの位置も変わるので
袖を縫い直す必要があってちょっと面倒ではありますけどね。

さらに夏の着物で対丈の場合は
涼しいという利点もありますね♪~
うーん、ちょっと考えてみようかしら。
今縫っている浴衣に応用できるかも(^_^)v

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by yamamotoyk | 2018-07-15 22:58 | 和装製作 | Comments(0)
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