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ケーキを焼く

昨日は立秋ですが、
秋になったわけではありません。
秋がやっと立ち上がってこちらに向かって歩き始めた・・・・
目にはさやかに見えねども風の音にぞ驚かれぬる・・・・
立秋の日に詠んだ歌だそうです。
今朝は確かに風がさわやかでした。
すぐ暑くなりましたけどね・・・
この猛暑の中で秋の気配を感じ取る
日本人の感覚は素晴らしいですね。
コレが農民ではなく、貴族の歌なんですから・・・・

アメリカでは秋分の日から秋が始まると教えられました。
ものすごくわかりやすいというか、
日本でも暑さ寒さも彼岸までと言いますよね。
つまり立秋に秋が出発して
秋分にやっと到着するっていうことですかね。

暑いとか猛暑とか目の前のことばかりに捕らわれている日常ですが、
秋分の歌のおかげで
季節がゆっくり巡っていくことを思い出させてくれる
日本にはステキな文化的歴史があるんだなぁ~

と、こんなことをぼんやり考えていられるのは、
今日は何も用を入れないぞ、いえいえ、外出しないぞ、
と決めたからです。

今日、お嫁ちゃん達が里帰りしたので、
またケーキを焼いて送ろう。
ケーキを焼く_c0021551_21354071.jpg
だから午前中に焼いて、冷めたら夕方発送しよう。
その間には大物お洗濯、とのんびり。
大物洗濯はシーツとタオルケット1枚。
着物2枚(今日はウールの単衣2枚)

ちょっとのんびり、新聞を読んでから、
「おとなの週刊現代、もっと知りたい死後の手続き」
を斜めにざっと見て(”手続き”というのが結構苦手)、
なんてやっていたら、読もうと思っていた本は全然読めず。

その本は直木賞受賞本、渦。
母から電話が来て読みたいから買ってきて。
読んだ後で持ってきてくれれば良いから・・・
とのこと。

受賞直後に買いに行くつもりが数日遅れて、売り切れていたので
ちょうど良い機会ではあるのですが、
催促されると・・・・
良しとするか嫌と思うかは、ま、考え方次第。

母は、本の中身より、作家に興味があるようです。
前回は又吉氏の火花を
花火と勘違いし、芥川賞の名前で買い、
何が書いてあるかさっぱりわからなかった・・・・と。
花火は最初の方に出てきただけだ・・・・と。
しかし、おかげで私は又吉氏のことを知ったわけです。

で、今回は誰かに
芥川賞はわかりにくいけど直木賞はわかりやすと言われ、
昭和高校の卒業だから読んでみようと思ったらしい。

終わってみれば運動不足の普通の一日でした(*^_^*)

by yamamotoyk | 2019-08-09 21:54 | 家事 | Comments(0)
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