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日本舞踊

さて、誘われたのは西川流の日舞。見るこのできた演目は
地唄:鐘が岬
清元:花がたみ
長唄:俄獅子
長唄:時雨西行
日本舞踊_c0021551_22203086.jpg

これは時雨西行で、
江口の里の遊女が普賢菩薩に見えて西行が驚くシーン。
扇子を巧く使って表現しています。

4月から長唄のお仲間が一人増えたのですが、
その方は以前は地唄を習っていたそうで、
地唄は三味線もお琴も弾き唄いするのだそうです。
ところが長唄はとても弾き唄いが難しいとこぼしていましたが、
先生が長唄は本来弾き唄いするものではないから、
難しいのは当然でまずは必要ないということを言われていました。

なるほど、今回の地唄・鐘が岬は娘道成寺と似ていますが、
三味線、お琴と唄がよく合っています。
これなら、練習もしやすいでしょう。

次は清元。清元と長唄がどう違うのかはまだよくわかりません。
唄主体で所々三味線が入るという感じなのかしら?

俄獅子は長唄です。
この曲はまだ知りませんが、なるほど耳に馴染んだフレーズが
随所に出てきます。
さて、時雨西行はお稽古した曲です。
一部唄のところが、踊り手の語る台詞になっていましたが、
(これも面白い趣向ですね)
それ以外は譜の通りで、懐かしかったです。

今回はどの踊りも
所作が唄の台詞と関連があって、
とても理解しやすかったです。
唄の歌詞が聞き取れるようになってきたというより、
伴奏の唄がとても聞き取りやすかったのです。
陰囃子は生(しかも主催者のご兄弟)ですが、
伴奏が録音だったからですね、きっと。

伴奏と踊りの関係がちょっとわかった気がして、
とても勉強になりました。
by yamamotoyk | 2008-05-25 22:48 | 三味線 | Comments(0)
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